Seel Vol.33 特集紹介② 若者を語ろう ~クマ財団インタビュー~
こんにちは、Seel編集部です!
日没が早くなり、空気も冷たくだんだんと冬が近づいて来ていることを感じますね。
この間やっと秋らしくなってきたと思ったのに随分と早いものです。
さて、少しずつ全貌が明らかになっている今号のVol.33ですが、前回に引き続き本日はコンテンツ2、インタビューページの紹介です。
今号のインタビューは、公益財団法人クマ財団の小川さんと桐田さんのお二人にお話を伺いました。
クマ財団は、株式会社コロプラの馬場功淳さんが設立した財団です。
25歳以下のクリエイターを対象に、世界で活躍できる人材の育成のため、返還不要の奨学金を給付し、独自のカリキュラムで学ぶ機会を設けて、若者のものづくりを支援しています。
インタビューでは、今号のテーマである「若者」を支える立場であるお二人に、若者への思いや、若者と大人の境目は?といった質問をはじめ、若いうちにやっておいた方がいいことなどもお聞きしました!
やりたいことがあるけれどなかなか踏み出せない、そんなあなたに読んでほしい記事になっています。ぜひお手に取ってみてください!
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Seel Vol.33 特集紹介①「変わり替わる若者の未来」
こんにちは、Seel編集部です!
もう11月ですね。モコモコとした素材やニットなどの服が散見されるこの頃ですが、この間半袖半ズボンビーチサンダルという格好の人を見かけました。きっと一年中夏モードなんでしょうね。羨ましいです。
さてさて、今回はSeel Vol.33の最初のコンテンツ「変わり替わる若者と未来」について紹介させていただきます!
時代とカルチャーを彩る各時代の若者について、年表とコラム形式でまとめたページです。
現代のクールさと昔のホットさがドッキングしたデザインで、皆さまを昔懐かし?のあの頃へ誘います!
1960年代から2010年代までザクザクと進んでいくような年表には、若者の間で流行したコト・モノ・ヒトをまとめるだけでなく、各時代の若者の人物像を客観的な視点から振り返る文章もついています。それぞれの時代の雰囲気を、特徴的な文章も含めて楽しんでいただける仕様となっています!
また年表を辿った先にある総括コラムでは、「これからの若者」に目を向け、いつの日か若者でなくなる者へのメッセージが込められています。
「誰だっていつか若者という文化の中心的存在から離れていく。だからこそその事実を受け止め、次なる若者に心置きなく託そうとする姿勢が必要である」と訴える内容となっています。
こちらの年表には東京オリンピック開催などの少し先の未来にまで伸びているので、総括コラムと合わせて未来の若者について思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
Seel Vol.33はSPFでも配布予定です!ぜひお手に取ってご覧ください。
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Seel Vol.33 「これからの若者の話をしよう」 表紙紹介
こんにちは!Seel編集部です。
最新号Vol.33「これからの若者の話をしよう」はいよいよ本日発刊!
立教大学の学園祭SPFでも配布させていただく予定なので、見かけたらぜひお手に取ってみてください。
さて今回は、前回のテーマ発表に引きつづき、Vol.33の表紙を紹介します!
御託は抜きにして、早速お見せしたいと思います!
今号は「若者」という抽象度の高いテーマであるため、表紙はできる限りシンプルな装いで仕上がっています。さらにちょっとしたタイトル配置の工夫をして、遊び心を加えてみました。
どこかの街でたむろしている3人の若者ですが、その衣装に注目してみると、それぞれ10年代・90年代・80年代のファッションを意識したものとなっています。柄シャツにスカジャンに真っ赤なワンピ…。こうして並べてみると一つ一つ印象が異なり、各年代の若者文化の特徴と違いを感じます。
ここで思い出してほしいのが、今号の問題意識。それは「最近の若者は」や「若者の○○離れ」といったフレーズに代表される、まるで若者文化に優劣があるかのような、悲観的な視線を後の世代の若者たちに向けることを避けよう、というものでした。
3人のファッションが象徴するように、その年代には年代ごとの若者たちの考えや流行がありました。そして、すべての年代において、彼ら「若者」たちが文化を作ってきたのです。この事実は、これまでも、今も、そしてこれからも変わりません。
これからの若者の話をする、その入り口として、まず「若者」というものを現代に限ったものから、時間的に視野を広げて捉えてもらいたい。そんな意図が込められた表紙となっています。
Seel Vol.33「これからの若者の話をしよう」は、いよいよ明日11/1発刊です。
そして明日からは、いよいよ本編の特集のご紹介。これからの若者について、「時代」「人物」「場所」のそれぞれにフォーカスした内容となっています。こちらもこうご期待!
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Seel Vol.33 テーマ発表
うだるような暑さもとうの昔に過ぎ去り、やっとこさオックスフォードシャツ1枚で快適に過ごせる日々がやってきたと思ったら、すでに冬の気配を感じさせる日々がちらほらと来ている今日この頃。
どうもこんにちは、Seel編集部です。
さて、年に3回新刊を発行している私たちSeelですが、いよいよ来たる11/1にVol.33が発刊となります。
これから数回に渡ってVol.33に関するさまざまな情報をお届けしていくのですが、初回となる今回は取り上げるテーマについてのお話です。
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車を走らせて。
こんにちは、2年の関根です。
ここ数日で一気に寒くなってきましたね。来週には都内の最低気温が1桁になる日があるみたいです。風邪も流行っているみたいなので体調には気をつけてくださいね。自分は現在進行形で風邪ですが。
さてさて、今の時期くらい涼しくなってくると外での行動がしやすくなって様々なところに出かけたくなるのではないでしょうか。
そこで今回は先日ドライブで行った場所を紹介したいと思います。
ドライブは公共交通機関では行きづらいところにも行けるので電車では行きにくいところを目指してみました。
その場所は房総半島の最南端です。
電車では行きにくいし行くこともないだろうと思いこの方面にしてみました。(千葉県民の方ごめんなさい)
しかし、行ってみたら楽しめる場所がいろいろありました。特に驚いたのが道の駅の多さ。一つの道の駅を出たと思ったらすぐに次の道の駅の案内がありました。それぞれの道の駅にも特徴があって比べて回るのも面白かったです。
またそれ以外にも思わず車を停めて見たいスポットがあったので、その中で自分がとても良かったと感じる場所を2箇所紹介します。
まずはこちら
野島崎灯台です。
実はこの灯台が最終目的地である房総半島最南端の場所です。
この場所の一番の見どころといえばやはり灯台の上からの景色です。
海なし県に住んでいる自分にとって水平線が観れる場所には憧れがあってかなり長い時間眺めてしまいました。ぼーっとしすぎて水平線がよく見える写真を撮り忘れてしまいましたが。。。
またこの灯台は明治2年(1869)につくられた日本最初の洋式8灯台のひとつでもあり、真っ白な建物が青空にとても映えます。
灯台のある岬の岩の上にはベンチが設置してあり、頑張って登り切ればこのように座って海を眺めることもできます。
ここから見る夕日が絶景らしいので行くときは日の入りの時間を目指した方がいいと思います。
続いてがこちら
根本海水浴場です。この場所は車を走らせている時にたまたま立ち寄った場所なのですが個人的には灯台よりもツボでした。
夏場はキャンプや海水浴の人で大にぎわいのようですがオフシーズンだったこともあり人がほとんどいませんでした。いたのは自分たちとモデルの撮影をしている数人のみ。
波の音だけで人の声が全くせずとても心が癒される空間でした。
そして何と言ってもこの日は空模様が素晴らしく何度もカメラのシャッターを切っていました。
最後にこの日に撮った個人的ベストショットを何枚か紹介して終わりたいと思います。
スクロール稼ぎとかではないですからね。
それではまた。
世界を、あるいは自分を、変えた書物。
こんにちは、広報2年の後閑です。
日本列島はすっかり秋の様相を呈してきました。しかし、私の20年の人生で得た教訓として、秋はどうにも一瞬で過ぎ去ってしまうという事実があります。酷暑の夏が過ぎたと思えばあっという間に気温は下がり、手厳しい冬がやってくる。悲しいですね。
季節の移ろいがせわしなければ、それにのせられる人間もまた同じ。ついこの前まで「平成最後の夏」だなんてエモーショナルなフレーズに浸っていたと思えば、今度は「○○の秋」と触れ込んで、どうにか季節を満喫してやろうと意気込むものです。
私もその御多分にもれず、今年は「読書の秋」と洒落こんでみようと野望を抱いています。しかし、ただ本を読むだけではいささか面白くない。せっかくなら「個人的にヤバかった本」と再会してみるのもいいな、と思います。
そういう考えに至るきっかけとなったのが、9月8日~24日の期間中、上野の森美術館にて行われていた「世界を変えた書物展」です。アリストテレスからアンシュタインまで、科学史、あるいは人類の生活そのもの多大な影響を与えた書物たちの「初版」が集っており、知の歩みを体感できるという内容。
残念ながらすでに開催期間は終了してしまったのですが、入場無料ということもありかなりの盛況だったようです。私自身も、理解できたかどうかは別として、大変興奮しました。特にゲーテの『色彩論』は、現代の本といっても差し支えないカラーのきれいなデザイン性に驚きました。
こうして「世界を変えた書物」と触れ合った後に思ったのは、先人たちの偉大さ、というのももちろんですが、そういった本とは別のベクトルで何かを変えた書物、「自分を変えた本」もあるはずだ、ということです。
本、特に活字ばかりのものは、文字という限られた情報源から、受け手が ”がんばる”ことで理解されます。つまり読み手の入り込む余地が大きく、現実とリンクさせやすいメディアである、ともいえます。しかもその文字たちには書き手の思想がたっぷり。だからこそ生じてしまう「毒気」のようなものは、映像作品とはまた違った、書物特有のヤバさであるともいえるでしょう。
昔、同じくゲーテの『若きウェルテルの悩み』を読んで、まるで主人公に後追いするかのように多くの若者が自殺していったという騒動があったそうです。書物の毒が、悩める青年たちにとっていかにヤバいかが実感できます。
私にとってのそうした「自分を変えた本」として筆頭にあげあれるのは、村上龍の『限りなく透明に近いブルー』です。今でも忘れない、15歳の夏、あまりにも未知であまりにも汚い世界を垣間見て、「なんだこれ、なんだこれ」と鮮烈な印象を植え付けられました。
そのようなあまりにも下劣なシーンばかりなのですが、読んでいくうちに幻想的な表現が「あるような気」がしてきて、子供心ながら感動に似た気分で読み終えたのを今でも覚えています。
正直いって私は文学の読み解き方など全くわからず、どこが良かったというのは言語化できないし、すべてが「何となく」の範疇ではあったのですが、あれほど心揺さぶられた毒々しい体験は初めてだったのです。もちろん主人公たちの後追いなどはしませんでしたが、少なくとも「自分を変えた(気がする)」作品であったことは間違いありません。
皆さんにもきっと、多くは思春期や青年期に出逢った「自分を変えた(気がする)書物」があるのではないでしょうか。文学作品か、あるいはエッセイ、学術書かもしれない。それを読んでしまったが最後、文字を追っているだけなのに強烈な印象が焼き付けられ、現実の価値観にまで影響してくる、気がした作品。
いささか大袈裟な表現ですが、思い出に残る本というのは、今の私たちの考え方にも爪跡を残しているのかもしれません。
この秋私が試みたい読書は、そうした「自分を変えた(気がする)書物」と再び向き合う、ということです。『限りなく透明に近いブルー』だけでなく、いろいろな作品が候補に挙がってきます。中には、当時は退屈で好ましいとは思えなかった作品もあります。そういった作品群と何年かぶりに再び向き合ってみる。
そのとき自分にはその本がどう見えるのか、どう感じるのか、味わってみるのも乙なものです。もしかしたら、その本に潜む新たな毒気にやられてしまうかもしれませんが。
みなさんも、「世界を変えた書物展」は終わってしまいましたが、ここはひとつ「自分を変えた書物祭」を開催されてみてはいかがでしょうか。いつもとは違う読書、いつもとは違う秋が待っているかもしれません。
この夏楽しかったことは?
こんにちは。広報2年の久我です。
この間、Seel部員同士で「夏の楽しかったこと」について話していて、自分の番が来たのですがうまく話をまとめることができなかったのでここで紹介したいなと思います、部内共有も兼ねて。(笑)
片道6時間、鈍行の旅。
日本トップクラスの暑さを誇る多治見市の、モザイクタイルミュージアムに行って来ました。
外観はちょっと変わった形をしています。
じつは外壁に割ったお茶碗などの陶器が飾られています。かわいい!
中は4階建てになっていて、モザイクタイルの歴史や製造工程など色んな展示があるのですが、この最上階がすごくて。
空に伸びていくような、タイルのアートがあるんです。吹き抜けなので、日差しがいい感じに差してきます。
その他にも、実際に使われていた水道のシンクや、お風呂やかまどなどが飾ってありました。どれも昭和モダンな雰囲気。
そういえば、祖父母の家のお風呂の床もタイルでできていました。黒と緑のタイルです。かなり前にリフォームしたので忘れていましたが、タイルのある生活が私の身近にもあったなと、見ていてすごく懐かしい気持ちになりました。
私もいつかまた、タイルのある家で暮らそう…。
そして、岐阜からの帰りに静岡の弁天島に途中下車しました。
浜名湖と海の境目に位置していて、
本当は、夕焼けのグラデーションが見られるそうなのですが、この日は曇っていてこんな感じに。
それでも私はこの天気が一番よかったなと思っていて。というのも、この日は9月の上旬で弁天島駅周辺は人がまばらにいるぐらいの閑散ぶりだったからです。
人も含めて景色全体が淡く、その中にポツリと朱色が浮かんでいる。
楽しかった旅行の最後に、寂れた風景が自分を置き去りにしていくような感覚が、今流行りの言葉を拝借するならば「エモ」かったです。
そんなこんなで、大学2年生の夏をいい感じに締めくくったよという、どうでもいい報告をさせてもらいました。
では、現実に戻って大学生活を頑張りたいと思います。