Seel STAFF BLOG

カルチャー系フリーペーパーを制作しているSeel編集部のスタッフたちによるブログ。

こんばんは、地味なスマホアプリにドはまりするタイプの星野です。
現在、poptileというタイル崩しのアプリに熱中していて、移動時間の大半をカラフルなタイルをくっつけたのち粉々に破壊することに使っています。

なんだか乱暴者みたいですね。
ちなみに以前は小さな枠の中で隣り合った数字を足していくゲームばかりしていました。


……はい。
それはさておき、私最近ときめいているものがあるんですよ!(本題)
実は、実は、



「お皿」にときめきを感じるんです!!
(どこぞの星野のときめきポイントなど至極どうでもいいでしょうが、ぜひ最後までお付き合いください。)



今の時代、100円ショップに行けばそれなりのお皿が手に入ります。
もしかしたら100円以下でもわんさかとあるかもしれません。
けれど今回私が取り上げたいのは、○○焼と名のつく工芸品としてのお皿なんです。


一般的にそういったお皿は陶器と磁器に分類されますが、その違いを簡単に。
陶器とは、陶土と言う粘土を原料とし、光にかざしても透けず、また叩くと鈍い音が出ます。

 


一方磁器とは、陶石を粉砕した石粉を原料とし、比較的薄いために光を通し、叩くと金属的な高い音を発します。

 


個人的に、陶器のごてごてとした、完成されすぎていない愛嬌がある風貌が磁器よりもはるかに惹き付けられます。
もう完全にイメージでものを申していますが、磁器は他を寄せ付けない洗練されたクールな雰囲気を持っていると思うんです!!庶民派の星野には、到底手が出ないのです!!
でももし陶器と磁器、両者が友人だとしたらきっと欠点を補い合えるよい関係を築くでしょうね……。(意味不明)


さてこのブログを書くにあたって、ひたすらお店に陳列されるお皿たちを愛でるだけではなく、
その種類を見極めるべく、ほんのちょーっぴりお皿について勉強してみました。

すると今まで私が最もときめきを感じていたのは「益子焼」という栃木県芳賀郡益子町を産地とする陶器であると判明しました。
益子焼は「用の美」、つまりは日常生活のなかに何気なくある美を追求した陶器で、みなさんも日常の中で気づかないうちに使ったことがあるかと思います。
そして益子の土は粘りが少なく耐火性も弱いために陶器はやや厚手になります。
しかしそれゆえに重みもあるため、手にどっしりとした感触を与え、またぽってりとした見た目にもなるのです。

 


とてもかわいいです。
これらは100円ショップなど大量生産されたお皿とは違い、ひとつひとつ作り手の個性があると思います。
ちょっとした知識をあたまに入れて今晩の食卓に向かうと、料理を支えているお皿の「親元」がすこしわかる気がして
いつもより楽しくごはんを楽しめるかもしれません。


おしまい。最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回のブログもたのしみにしていてくださいね。