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Seel STAFF BLOG

カルチャー系フリーペーパーを制作しているSeel編集部のスタッフたちによるブログ。

こんにちは、デザイナーの星野です。ブログも早いもので3巡目ですね。
非常に私事ですが、我が家の体重計がハイテクになりました。タニタの「体組成計 インナースキャンデュアル RD-901」という名前でとても強そう。

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こちら。なんだか空飛べそうですし、勝手に床這いずり回ってお掃除とかしてくれそうな勢いじゃありません? まあどうやら「医療分野や研究施設で使われるプロフェッショナル体組成計の技術を取り入れ、2つの周波数で体組成を測定することでより正確な測定が可能に」なり「Bluetooth通信に対応し、対応のiPhoneアプリにデータを転送。アプリでデータ管理ができる。」まあよくわかりませんがハイテク体重計なのですよ。

でもでも今現在購入した張本人の父以外、家族の誰としてその機能を存分に使えていません。ハイテク故に設定やらアプリをダウンロードしなきゃいけないし、いちいちスマホと通信してから体重計に乗らなきゃいけないし……。何やら面倒臭いのです。かく言う私、まだ体重しか測定できてませんし。あはは。以前の体重計のほうが体脂肪や内臓脂肪まで計れたので寧ろ退化している結果になっております。

そんな感じで、ハイテクさゆえに逆に勿体ないことになってる。なんてこと、日常にたくさんあると思うのです。
例えば最近私が個人的に注目しているのはメガネです。本当に目が悪い人というのはコンタクトレンズに切り替え、メガネをかけている半分くらいの人は伊達メガネなのでは?と感じてしまう今日この頃。別段私はメガネ好きなわけではありません。しかし私は伊達メガネでもなく、コンタクトもしていない、メガネを視力矯正器具として使っている「真のメガネユーザー」の魅力にある時気づいてしまったのです。
それはこの前金曜ロードショーで放送されたスタジオジブリの「風立ちぬ」を見た時です。

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おわかりいただけるでしょうか。主人公堀越二郎(真のメガネ男子)の左目のフレームが頬に落とす影。そして右目レンズの度の影響でフェイスラインが細くなっていることを。

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非常に細かくて、おそらくこのブログを読んだSeel部員何名かは既にドン引きをしていることかと思いますが、私は「スタジオジブリってここまで描くんだ!」と非常に感動したのです。フェイスラインの差異は伊達メガネではない、度入りだからこそ起きることです。また作中、主人公はメガネをほとんど外しませんが、すべてにおいてメガネの描写は完璧になされていることにも感動しました。

というのも、アニメーションにおいて、メガネをかけていることを無視した表現というのは結構一般的だからです。

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「せっっっっっっっかくのメガネが!!!欠けてる!!!!!!!」
風立ちぬのメガネ描写をみてからはこんな風に感じるようになりました。
横顔にかかるフレームもまた良いものですね。

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(そもそも映画上映される長編アニメーションと30分アニメーションを同じ天秤にかけることが間違えなのかもしれませんが)
でもこんな風にメガネの魅力に気づいてしまったのも、表現の違いがあるからこそですよね。

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ちなみにこちらは私のイチオシメガネ描写です。陽の光が後ろから当たっているため、顔には影がかかります。ですが、おそらく机かなにかの陽の反射がレンズを通してメガネの部分にだけ光が射しているのです。あぁ、とてもいいですね。

コンタクトレンズが主流になりつつある今、こうした生粋のメガネユーザーは少なくなってきていると思います。便利で楽チンになるのはとてもいいことだと思います。ですが、不便でも全く別の魅力も秘めていることもあることを覚えていたいと思いました。
あとは現実でメガネによって顔に影がかかった人を拝むのみですね。
体重計の話とは離れすぎてしまいましたがここまで読んでいただきありがとうございます。