Seel STAFF BLOG

カルチャー系フリーペーパーを制作しているSeel編集部のスタッフたちによるブログ。

2年広報の金田です。ついにSeel Vol.24の入稿が無事終わりました。11月17日発刊のVol.24、ぜひお手にとってみてくださいね。次回の活動からはVol.25、26に向けて勉強会を行っていきます。Seelの活動詳細はTwitterでつぶやいているので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

さて、今回僕が紹介したいのは長沼毅さんの「私たちは進化できるのか ~凶暴な遺伝子を超えて~」という本です。これを読んだのは新書として出たばかりの頃ですから、だいたい3~4年前です。まぁ、そんなことは置いといて。

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まったく関係ないですが寒くなるとこういう人類の進化みたいなジャンルの本を読みたくなりませんか? こたつに入りながらドキュメンタリーを見たくなると思います。そんな感じです。今回はその中でも読みやすそうな本を選びました。地球温暖化って中学生や高校生の頃に、「Global Warming」なんて言って嫌ほど英文で読まされた記憶がありますが、結局のところ地球温暖化の原因だとか影響だとかあんまり分かっていない人が多いんじゃないでしょうか。僕も例に漏れずその一人でした。この本は科学的見地からそれについての考察が書かれています。この本には長沼さんの思想が色濃く出ているのでそれが嫌な方は嫌かもしれません。しかし、単純に読み物としては本当に面白いことが書かれています。また文体も軽く、ユーモアも含まれているのでとても読みやすいです。本の締めに入るときにトンデモ?みたいなものも多々書かれていますがそこには触れません。笑

内容を詳しく言うことは避けたいのでおおまかに。私たちは進化できるのかというテーマに沿って生命の始まりから生物たちの進化の過程を地球とともに追っていく、という内容になっています。何度も言いますが、語り口はともかくとして内容としてはとても面白いです。男の子なら一度は生命の始まりだとか、進化の過程だとかその他宇宙全般について興味を持ったことはあるのではないでしょうか。そんなことが書かれていますので、ぜひ読んでみてください。

寒くて外へ出たくないなら、時代を巡る旅をしましょう。

冬が早く終わってくれることが一番いいのですが。笑

それではまた。