Seel STAFF BLOG

カルチャー系フリーペーパーを制作しているSeel編集部のスタッフたちによるブログ。

ロマンあふれる「宇宙」という存在

みなさんこんにちは!2年営業のむらやまです。

 

3月といえば卒業シーズン。別れの季節ですね。

自分自身の高校卒業からは早くも2年。

当時に思いを馳せると懐かしい反面、ちょっとさみしくもあって何ともいえない切なさに襲われます。

 

ですが春は別れだけでなく、まだ見ぬ新しい世界への出発の時でもあります!

 

さて今回は、これもまたある意味新しい世界への出発。

今わたしがとてつもなくロマンを感じるもの、【宇宙】に関する作品をいくつか紹介したいと思います。

 

まずは、全国で上映中のこちら。

 

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映画『オデッセイ』(2016)

(原題:THE MARTIAN)

 

日本では今年に入ってやっと公開されましたが、既にゴールデングローブ賞アカデミー賞をはじめ、様々な映画賞にノミネートされ多数受賞しています。

きっとTVで予告をみたことがある人も多いはず。

 

この映画では、火星での探査任務中にアクシデントに見舞われ、一人置き去りにされてしまった宇宙飛行士、マーク・ワトニーのひとりぼっちの孤独な奮闘と、

そんな彼を救おうと全力で取り組むNASAをはじめとする多くの人々の努力が描かれています。

 

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次のミッションが到着するまで4年。どう考えても……長い。

4年なんて途方もない期間、しかも水も空気も電気もない火星でひとりぼっち。

しかしワトニーは植物学者としての知識を生かして何とか生き延びようと闘い、そのあきらめない姿に心が打たれます……。涙が止まらん。

 

主演であるマッド・デイモンの肉体もどんどん変化し、筋肉隆々の身体から筋肉が落ち、腕も脚も細くなっていくのが明らかにわかります。役者ってすごい。

めちゃくちゃかっこいいです、マット・デイモン。ジョークも満載で、思わず笑ってしまう場面もいっぱい。

 

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キャッチコピーは‘70億人が彼の還りを待っている’

一時は死んだと報道されたワトニーが、実は火星で生きていたということが分かり、国境を越え、全地球の人々が彼の生還を祈る姿がとても印象的でした。

 

ワトニーがどうなったのかはぜひ自分の目で見届けてください。

ほんとに観てほしい。できれば劇場の大画面で、疲れるけど。

 

既に長くなってしまっているので飛ばしていきます!

オデッセイを観た直後、タイミングを図ったようにたまたまやっていた番組。

 

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アナザースカイ1時間スペシャル『山崎直子/第2の故郷・・・宇宙』(日テレ)

 

宇宙飛行士の山崎直子さんが出ていたこの番組で、宇宙に対する関心にさらに拍車がかかりました。号泣。

「わたしのアナザースカイは、宇宙です」って言ってみたい、ほんと!

興味ある方・見逃した方はyoutubeにもあがってますのでぜひ。

 

最後に、これはもう知らない人はいないはず。

  

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映画『アルマゲドン』(1998)

 

ブルース・ウィルス主演の、言わずと知れた宇宙映画。

設定的にはありえないことも多いのですが、それでも時代を超えて名作といわれるだけあります。

いやー、エンドロールからしばらく立ち直れませんでした。

愛する家族や地球の人々を救うために、自ら犠牲になるその姿はとても尊い…….。

エアロ・スミスのあの曲も、やっぱりこの映画で聴いてこそ!ですよ!

 

気持ちが昂ってついつい長くなってしまいましたが、最後に。

宇宙って限られた人だけに許された、簡単には手の届かない世界だからこそ

わたしたちは宇宙にロマンを感じ、好奇心を持たずにいられないんだろうなーと、そう思うんです。

 

そして人間ひとりが宇宙に向けて出発するためには、何年、何十年もの月日をかけて準備や訓練が積み重ねられ、多くの人々の努力と支えがあってようやく成功するんだというその過程に、胸が熱くなります。

あの、ヒューストンでの打ち上げに成功した瞬間、NASAでみんなが歓声をあげて抱き合う様子とか、だめですねもう。

 

何だか小難しいはなしに聞こえてしまうかもしれませんが、例えば今自分の目で見ている夜空の星にだって、もしかしたら人間が到達する時がやって来るかもしれない、とか、まだ見ぬ地球のような惑星が何億光年も先の宇宙にあるのかもしれない、とかちょっと考えただけでもワクワクしませんか?

 

普段関心のない方もぜひ、宇宙のロマンを感じてみてください。

自分はちっぽけだと思う反面、何だってできる気がしてきますよ!笑

 

それではこのへんで。最後までお付き合いいただきありがとうございました!

もう少しで完成のSeel Vol.25をお楽しみに~~!