Seel STAFF BLOG

カルチャー系フリーペーパーを制作しているSeel編集部のスタッフたちによるブログ。

ラスパぺとアクモン

そろそろ半袖の時期ですね。夏は嫌いなのでつらいです。広報3年のたけうちです。

現在Seel編集部はVol.26の制作真っ只中なのですが、この号の発刊をもって私たち8代目は引退となります。ちょっと寂しいけれど、Seelのない自由な大学生活を想像すると楽しみで楽しみで仕方ありませんね~!!笑

 

というわけで、スタッフブログに記事を投稿するのもこれで最後。最後は、最近ずーっと聴いてるアーティストのお話をします!

 

というのも、先月ザ・ラスト・シャドウ・パペッツ(以下TLSP)の来日公演に行ってきまして。ライブに行って生で聴くとその後ドハマりしちゃうタイプなので、例のごとく現在どっぷり浸かっているんです。

 

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 TLSPは、通称「アクモン」で知られるアークティック・モンキーズのアレックス・ターナー(右)と、ザ・ラスカルズのマイルズ・ケイン(左)によるサイドプロジェクト的なバンドです。

それぞれのバンドでの来日経験はあっても、TLSPとしては初来日。しかもTLSPは4月1日に約8年ぶりとなる新作をリリースし、その直後のライブということで激アツな1夜だったわけです。

 

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2人はまだ30歳なので年齢的には若いバンドに分類されると思いますが、サウンドが古典的(だそうです、詳しいひとのお話によると)。

最近は若者が洋楽離れしているなんて話も聞くし、ライブは結構年齢層高めなのかな?と思っていたのですが、むしろ私と同世代か少し上くらいの若い人ばっかりでした。

とりあえず最新アルバムの中から1曲聴いてみてください。

 

この曲、MVを見るとマイルズ~~??!って感じになるんですけど、ギターのリフがめちゃくちゃかっこよくないですか?お気に入りソングです。

こんな感じのおしゃれ渋いサウンドが特徴なので、私みたいな芋はついていけないようなライブなんだろうな~~と思ったらそんなこと全然なくて。

 

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こんな変な服着て現れて、クネクネ変な動きしながら美声を余すことなく披露しちゃうんだからアレックス……。何の曲だったか忘れたけどライブ中ゴリラみたいな動きするしなんなのアレックス面白かっこよすぎか!って感じでした。

アレックス側から見ていたのとアクモンから入ったタイプの人間なので、どうしてもアレックス贔屓めに書いてしまいますがごめんなさい。もちろんマイルズだってギター超イケててめちゃかっこよかったですよ!!!

 

そんなアレックスのメインバンド、アークティック・モンキーズについてもちょびっと書かせてください。

先ほどリフがかっこいい曲としてTLSPの『Aviation』を載せましたが、アクモンにもリフがかっこよくて個人的にすっごく大好きな曲があります。ザ・アクモン!っていう感じではないですが、とてもかっこいいのでぜひ再生してみてください。

 

こういう、ずっとリフがぐるぐるしてる系の曲、だいすきなんですよね~!

このリフかっこよすぎてイントロから惹きつけられるし、サビで歌のメロディーとギターのリフが揃う瞬間の盛り上がりというか心動いちゃう感じ、最高。

アレックスの声は相変わらず色気あるし、このダークなメロディーも相まって最高。

歌詞もほどよく暗くて最高。アレンジもいい意味で単純で最高。

J-POP風に言っちゃうと、こういうAメロBメロサビがハッキリしてる曲ってやっぱり日本人的にも聴きやすいですよね~~、サウンドもごちゃついてないし。2番Aメロでベースだけになって途中からギターが合流するアレンジとか超あるあるだし単純!最高!シンプルイズベスト!

 

個人的な解釈もだいぶ入りましたが、ファンの方どうかSeel宛てに批判メールしないでください。こんな感じで、TLSPのライブに行ってからはTLSPやアクモンばかりを聴く日々が続いているのです。

私は邦楽にしても洋楽にしても本当に音楽の好みの幅が狭くて、どうしても偏ってしまうし同じ曲ばかり聴いてしまいます。よくないとは思うけれど一度ハマったら抜けられないのは仕方ないですね、かっこいいもん!

 

今回海外アーティストのライブに行ったのは初めてでしたが、やっぱりレア感があって、何より日本人とは違う不思議なかっこよさがありました。

そして音源だけでは気づけなかったことも多々発見。似ていると思っていた2人の声質は全然違ったし、2人の仲良しさもパフォーマンスからすごく伝わってきました(笑)素敵な1夜でした。

ほかにも1度は生で見てみたい海外アーティストが数組いるので、彼らのライブを見るのを目標に、今後人生の困難諸々をがんばって生き抜く!!!そう誓った大学3回目の春でした。

 

それではみなさま、今後ともSeel編集部を末永く生温かく見守りくださいませ~!