Seel STAFF BLOG

カルチャー系フリーペーパーを制作しているSeel編集部のスタッフたちによるブログ。

サークル選びに正解はあるのか

 

こんにちは。
早いもので大学3年生になってしまいました。営業代表の園部です。


本学は新歓期間も終わり、いよいよ平常授業期間の始まりです。
Seel編集部のブースに来てくださった新入生の方々、ありがとうございました。


新入生の皆さんは各々入るサークルを決め、新しい生活に具体性が増し、さまざまな感情が渦巻いていることでしょう。新入生の中にはサークルに入らないという選択をしたトガリ大学生もいるはずです。サークルに入るタイミングを見失ってしまった新入生もいるでしょう。

僕がこのサークルに入ったのは1年の終わりごろなので最初の1年はサークルに入っていませんでした。(本当はテニスサークルに入っていたがユーレイ部員で活動にあまり参加せず)

サークルに入らずとも楽しい学生生活は送れますが、学生にしかできない活動はたくさんあると思うので何もしないのはもったいないと思います。インカレのサークルや学生団体、長期インターンなど選択肢はまだまだあると思うので、僕のように大学1年目を無為に過ごすようなことは避けてください。


四畳半神話大系」という小説、アニメをご存知ですか。
京都市を舞台に、京都大学3回生の男子学生が、1回生時に選んだサークルによって自らの大学生活をいかに変えていったか、その可能性を描く一人称小説。」(Wikipediaより)

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京都大学の学生である主人公・私は薔薇色のキャンパスライフを送ることを目論み、サークルに入部するも、友人の小津やさまざまな登場人物たちによってその目論見は阻害されてしまうというのが大まかなストーリーです。

「私」がさまざまなサークルに入り、それぞれでどのような学生生活を送ったかという可能性の話が非常に丁寧かつ斬新に描かれています。

クセが強く魅力的な登場人物に囲まれている「私」にも実はさまざまな人間的欠陥があり、うまくサークルになじめない状況がやけにリアルで非常にやるせない気持ちになります。

アニメは映像がとても美しく唯一無二。ぐっと物語に引き込まれます。
特筆すべきはセリフの多さ。マシンガンのように繰り出されるセリフの数々は2回目でも十分楽しむことができます。

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いまだサークル選びに苦労している新入生の方は是非一度ご覧になってください。
最終的に「私」がたどり着く結論に納得できてもできずとも、今後のサークル選びの助けにはなるはずです。


ちなみに「サークル選びに正解はあるのか」という問いの答えは
「本学にはサークルの雰囲気を変えるような強烈な個性を持った人はほとんどいないので大体どこのサークルでも同じ」です。

 

現在、公開中の映画「夜は短し歩けよ乙女」はこの四畳半神話大系と同じ森見登美彦さんの作品ですので要チェック!主演の声優はあの星野源ですよ!