パンはパンでも
はじめまして。営業1年の渡辺です。
今週は急に雪が降って大変でしたね。Seel Vol.31の製作も、足を滑らせないよう慎重に進んでおります。
突然ですがすいません。年明けから1ヶ月くらい経ってるんですけど言わせてください。
そうか!平成30年か!
…ありがとうございました、ずっと言いたかったのでスッキリしました。そうなんです。今年は平成になって30年。平和に成ると書く平成の30年です。ここまで堂々とCMを真似しといて年賀状は出してません。郵便局、そして嵐の皆さんごめんなさい。
さて、何が言いたいかというと、私たちSeel11代目の多くは平成10年生まれなので、今年で20歳になるんです!20thアニバーサリーです。大人にならなきゃいけないですね。私は今年こそ課題から逃げない大人の女性になろうと思います。
そして平成30年、ある有名なキャラクターもアニバーサリーを迎えます。
アンパンマン(30)です!!!
今年はテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」が放送開始した1988年から30年目の節目の年なんです!アンパンマンがカマドから誕生してから30thアニバーサリーなんです!
ちなみにアンパンマンは生まれた瞬間、「ぼく、アンパンマンでちゅ」と名乗りました。すごい自意識ですよね。
そこで、今回はアンパンマンに関する2冊の書籍を紹介したいと思います!!ついさっき、大人にならなきゃいけないと言ったばかりでなんですが、アンパンマンワールドに浸って、童心に返りましょう!
1冊目はこちら
『だれも知らないアンパンマン−やなせたかし初期作品集』(復刊ドットコム /やなせたかし)
この本はテレビアニメ放送が始まる前の1976年から1982年にかけて『月刊いちごえほん』に連載された『アンパンマン』を集めた、やなせ先生の超初期作品集といえます。
見所はなんといっても、「ユルさ」です。
まずはキャラクター紹介をご覧ください。
はい、ユルいですね。
バタバタするバタコさん。おとなしいしょくぱんまん。
あばれものの癖にいい人そうな笑顔のカレーぱんまん。
そしてただのジャムおじさん。
いいメンバーですね。
続いて私の好きなお話の一つです。
ユルさに助けられてますけどだいぶエグいです。
バタバタするバタコさんなだけありますね。
特に「ふんづけてのばす」って言いながらふんづけてのばしてるところが狂人っぽくていいですよね。
こんな風に、どんなものでもユルさで包んでこねてしまえというテンションでこの本は続きます。初期作ならではの設定違いや、キャラクターも楽しめるので、よかったら読んでみてください。
アンパンマンワールドの雰囲気がつかめたところで2冊目を紹介します。
『アンパンマン大図鑑−公式キャラクターブック』(フレーベル館/やなせたかし他)
2013年までのアンパンマンシリーズのテレビアニメ、映画に登場するキャラクターを全部紹介している本です。先ほどの1冊目とは違い、バタバタしたバタコさん のような説明ではなく、しっかりとした説明が載ってるので安心してください。
この本のすごいところは何と言ってもキャラクター数です。
なんと2200以上のキャラクターが掲載されてます!!
9割がはじめましてのキャラでした。
30年の歴史の中で自分がアンパンマンにハマっていた時期ってほんのわずかなんだな…って急に突き放されます。数ページの間、1人も知ってるキャラが出てこなくて、やっと知ってるキャラが出てきたときの感動はすごいです。
あっ…カバオくんっ!!ってなります。
ここからは、ページをパラパラめくって私が可愛いと思ったキャラをどんどん紹介します。
パラパラめくるだけでも新しいものと出会えて楽しいです。
私は、白くて丸いキャラが好きっていう新しい自分と出会えました!
でも、1番好きなのはバイキングゴリラです。人工知能が暴走する未来みたいな設定が悲しいですね。ネンコちゃん最強です。
この図鑑にはどんなサブキャラでも載っていて、やなせ先生の愛を感じます。図鑑を片手にテレビアニメを見ると、100倍、いや、元気100倍、アンパンマンを楽しむことができるはずです。価格も内容の割に安いのでぜひ買ってみてください。
アンパンマンワールドは30年目だけあってぎっしり詰まってて、味わい深いです。大人になるために頑張るのも大事ですが、疲れた時には一口かじって元気を貰ってみてはどうですか?はい、うまいこと言えました。
最後に、もしもアンパンマンについて質問があったら、なんでも答えてくれているホームページがあるので、よかったらそちらへいってみてください。超絶技巧を使った答え方に圧倒されます。
http://www.anpanman.jp/world/qanda/index.html
それでは皆さん、また会える日まで
バイバイキ〜ン