夏を迎えに行くために
こんにちは。広報2年の久我です。
五月ですね。日中暑いと思えば夜は冷え込んだり…とまだまだ不安定な気候ですが、少しずつ夏に近づいている気がします。
そんな中で先日、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を見ました。
というと昨年公開されたアニメ映画が記憶に新しいところですが、このアニメ版には原作があります。1993年に放映された岩井俊二監督の同名のテレビドラマです。私が見つけたのは、そのテレビドラマの劇場映画版でした。
花火大会の1日。少年たちは「打ち上げ花火が横から見ると丸く見えるのか、平べったく見えるのか」を確かめようとする。
ただそれだけだったはずが、同級生の少女・なずなは、50メートルの競泳で競う少年二人(典道、祐介)の勝った方と駆け落ちすることにして…というあらすじです。
私はこの実写映画版を見て、思いっきり背伸びするなずなに引き付けられてしまいました。
大人からすれば、同級生を駆け落ちに誘うことやその道中での大胆な言動は、いじらしく見えてしまうでしょう。
けれど、私には周りの目を気にすることなく意のままに背伸びする彼女が、同じ人間として素敵だなと思えて仕方ありませんでした。すぐそばで彼女に呆れたりドキドキする少年、うらやましくて…。
そんな45分間でした。
個人的な感想をつらつらと書いてしまいましたが、来る夏の(気持ちの)予習にもピッタリだと思うので、ゴールデンウィークのお供にどうぞ。
あ、ついでに!
Seel Vol.31「サイエンス・(ノン)フィクション」もご一緒にどうぞ!