Seel STAFF BLOG

カルチャー系フリーペーパーを制作しているSeel編集部のスタッフたちによるブログ。

Vol.32 インタビューレポート②

どうも、こんにちは。Seel編集部の下舘です。

おかげさまで、このたびVol.32が発刊いたしました!
これまでのSeelにはない新たな試みに挑戦した、読み応えのある1冊に仕上がっておりますので、ぜひお手に取ってみてください。

今回は、前回に引き続きインタビューレポート第2弾をお届けします。


突然ですがみなさん、“縄文時代”についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
授業の最初の方にやった? 土偶? ドラえもんの映画? レキシ? 
きっと、「よくわからないよ」という方が多いのではないでしょうか。

私たちがインタビューさせていただいたのは、そんな縄文時代を愛してやまないこの方、望月昭秀さんです。

 

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望月さんはグラフィックデザイナーでありながら、『縄文ZINE』というフリーペーパーの編集長を務めていらっしゃいます。

この『縄文ZINE』とは、日本人みんな名前は知っているのに実態はよく知らない、という特異な存在である“縄文時代”をテーマとしたフリーペーパー。編集はほとんど望月さんお一人で行っているそう。
「都会の縄文人」や「立話、最近の縄文人」など、ユーモア溢れるコンテンツが満載で、読んでいてクスッとするどころか終始ニヤニヤしてしまいます。

ちなみに最新号の特集は「恋する縄文」。

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縄文文化は女性が主役の文化だということから、「girl meets Jomon」をさせまくった1号となっています。個人的おすすめページは、ギャルを縄文遺跡に連れて行く「ギャルと縄文」です。ギャルになりたいと思っていた時代を思い出しました。
“縄弱(縄文弱者)”の私たちでも十二分に楽しめる内容となっていますので、みなさんもぜひ、Seelとセットで読んでみてください!


さてSeel Vol.32に話を戻すと、今回のインタビューは渋谷区の明治通り沿いにあるデザイン事務所にお邪魔させてもらって行いました。

望月さんは穏やかでとても優しく、しかもオシャレ!
こんなに可愛いシャツとメガネが似合う大人の男性は他にいないのでは、と思わせるほどお似合いのファッションで素敵でした。

 

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望月さんの縄文愛がにじみ出たお話に部員一同興味津々で、時間はあっという間に過ぎてしまいました。

本誌には載せていない部分でも本当におもしろいお話がたくさんあったのですが、誌面の都合上泣く泣くカットに……。あまりに悲しいので、その一部をここでご紹介します。

「もし縄文時代以外のテーマで作るならどういったものを作りますか?」という私たちの質問に、“離婚”を挙げてくれた望月さん。
理由を尋ねると、「離婚した人って、結婚してるときにできなかったことをやったりするんですよ。また何か始めたりとか……。離婚してる人ってすごくいっぱいいて、いろんな人生模様があるのでおもしろいと思うんですよね」とのこと。
なかなかいじりづらいネガティブなテーマも楽しくできたら、という思いは『縄文ZINE』と共通しているようでした。ぜひそんなフリーペーパーも出していただきたいです。


そんな感じで終始和やかに進められたインタビュー。
気になる中身は本誌でお確かめください!

 

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ちなみに、事務所には猫が2匹いて、なんと名前は“片桐”と“やつい”!(どっちがどっちだかは忘れてしまいました、ごめんなさい)望月さんはエレ片がお好きだそうです。
ここにも望月さんのユーモアが垣間見れました。素敵。

今回取材に協力してくださった望月さんはじめ、ニルソンデザイン事務所の皆さまには大変感謝しております。誠にありがとうございました。


3週連続『縄文ZINE』イベントが行われるそうで、次回は7/27の「jomon night3」だそうです。

話題は縄文、縄文ナイト « 日本仕事百貨


ものすごく興味をそそられますね、、、
巷では縄文ブームが起こっているらしく、時代が望月さんに追いついている感じがします。
このイベントも人気がありそうなので、みなさんも縄文世界を覗きに行ってみてはいかがでしょうか。

Seelも忘れずにチェックしてくださいね!

それでは、さようなら。