Seel STAFF BLOG

カルチャー系フリーペーパーを制作しているSeel編集部のスタッフたちによるブログ。

Seel Vol.33 テーマ発表

うだるような暑さもとうの昔に過ぎ去り、やっとこさオックスフォードシャツ1枚で快適に過ごせる日々がやってきたと思ったら、すでに冬の気配を感じさせる日々がちらほらと来ている今日この頃。

 

どうもこんにちは、Seel編集部です。

 

さて、年に3回新刊を発行している私たちSeelですが、いよいよ来たる11/1にVol.33が発刊となります。

 

これから数回に渡ってVol.33に関するさまざまな情報をお届けしていくのですが、初回となる今回は取り上げるテーマについてのお話です。

 

 

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今回Vol.33を通してあなたに伝えたいテーマは「若者」です。

 

 

 

若者、それは人によって解釈も、その意味範囲も全く異なる言葉。30歳くらいまでの人を指して『彼らは若者』という人もいれば、このフリーマガジンを出している僕らのような大学生を指して『彼らはもう若者ではない』という人も当然います。

 

どの辞書を引いても明確な定義なんて存在しなくて、色々な人がそれぞれの解釈を持って使う言葉、それが「若者」

 

では、そんな曖昧な「若者」という言葉を使って『これだから最近の若者は...』と皮肉めいたことを言う大人たちとその言葉を、僕らは鵜呑みにできるのでしょうか?

 


 

思い返せば、アジア初のオリンピックがここ日本で開かれた高度経済成長期も、多くの人々がディスコに通い詰めたバブル期も、そこには必ず若者がいました。きっと彼らには、彼らなりの「若者像」があったはずだし、それはもっと昔からもあったはず。

 

高度経済成長期やバブル期に「若者」だった大人たちが『これだから最近の若者は...』と嘆くように、「今の若者像」は「今までの若者像」とは比べ物にならないほど変化しているのです。

 

そんな中で、果たして「未来の若者像」が「今の若者像」から変わらないと断言できるのでしょうか

 

いや、「未来の若者像」も変わり続けるのです。もちろん、この先もずっと。

 


 

今回発刊するVol.33は、曖昧な定義でしかない「若者」と、時と共に変わり続ける「若者像」の中から、「これからの若者」について考え抜く糸口となっている1冊です。

 

そう遠くない将来に、僕たちは若者ではなくなります。

 

僕たちが若者でなくなったその時に、過去の大人たちと同じ過ちを繰り返さないために。きっとこの1冊は、未来を考え、過ちを繰り返さない手助けになってくれるはずです。

 

さあ、これからの若者の話をしよう。

 


 

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