Vol.25インタビューレポ【コンテンツ3】
4月から2年になりました、Seel編集部広報の廣瀬です!
ブログ3夜連続企画ということで
2夜目はCon.3の多田琢さん(サッポロ黒ラベル「大人エレベーター」シリーズCMディレクター)へのインタビューの裏側をお伝えしようと思います。
多田さんには、今回「大人を選んだ大人」として、お話を聞きに行きました。
玉砕覚悟でアポをお願いしたところ、お忙しい中での貴重なお時間をいただくことができ、感動でした。おかげさまで内容も充実した、かっこいい誌面が出来上がったのではないかと思います。
では、早速インタビューレポ始めます!
当日、3月9日のことですが、多田さんが設立メンバーの一人である会社、TUGBOATさんのオフィスにお邪魔しました。
オフィスは青山にあり、表参道駅から徒歩3分ほど。オフィスがある場所を聞くだけで緊張しました。ちなみに私は緊張しすぎて、前日の朝からずっと情緒不安定でした。
あいにくの雨ではありましたが、メンバー全員気合は充分。
恐る恐るインターフォンを押し、オフィスの中に入れてもらったところ、
会議室のような場所に通してもらいました。
お部屋はとても綺麗で、机などもカッコよく、お洒落だったので、普段Seelがミーティングを行う会議室とは別物でしたが……
多田さんは、前のお仕事が押していたようで、少し遅れて来る様子。
そこでメンバー全員がホッと一息。
おとなしく席について待っていたところ、いよいよ多田さんの登場です!!
『飲む温泉』のペットボトルとiPhoneを手に、ふらりと入ってきました。
萎縮しているメンバーに対し、「そんなに硬くならないで」の一言。
この一言にとても助けられました!
インタビュー自体は営業部署所属のメンバー主導で進められ、
多田さんは少し考え込む様子や言葉を選ぶ様子を見せながら、真摯にインタビューを受けてくださいました。
とても柔らかい態度で、時々笑いながら接してくださったためか、Seelメンバーの方も緊張がほぐれてきて、楽しく行うことができました。
懐の深さが今まで積み重ねてきたものの厚みなのかなと感じながらのインタビューだったと改めて思います。
「大人って存在しない」、「かっこいい大人を若い人たちに見てもらいたい」など聞いていて印象深い箇所がたくさんありました。詳しくは、ぜひ誌面で読んでみてくださいね。
誌面には載せられていないのですが、CMを作る際の発想の仕方などもお聞きしました。
以下、多田さんの言葉の一部分です。
「CMの場合は商品があって、映画とか本とかを読み終わった時にゾワッてしたものがあると思うの。『スターウォーズ』を見た時って感じと、ドラマの『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』を見た時の感じと、ホラーを見た時の感じってそれぞれ違うじゃない。
自分のCMの理想とするものを今見たと仮定して、そのCMを見た時にこんなざわざわとした気持ちになりたいなって思うところを先になんとなく設定する。それで自分でCMの企画をする。例えばこんなストーリーにしよう、こんな人を出したらどうだろう、とか考えている時に最終的に自分が設定したざわざわっとした気持ちになるだろうかということを考えながら作っている。」
ここは読者の方々にも見てもらいたかったのですが、今回の企画から少しずれてしまうということもあり載せられませんでした。
誌面には、残念ながらインタビューすべてを載せることはできなかったのですが、インタビューのいいところを凝縮できているのではと思います。
じっくり読んでいただけるとありがたいです。
手元にVol.25がある人もまだない人もいらっしゃるとは思いますが、誌面を通して多田さんがいかにかっこよかったか伝わるといいなとワクワクしております。
また、インタビュー記事を読んで、自分の考える大人像などが見つけられると嬉しいです。