台湾に行ってきた
新年明けましておめでとうございます。はじめまして。デザイン1年の宮原です。
これぞ冬! といった日が続きますが、みなさまお元気でしょうか。
私の話をさせていただくと、冬休みはバイトを入れすぎてしまい、気がついたら2018年に突入していました。2018年というより、平成30年という響きがなんだか恐ろしく感じます。
家庭教師をしている私の兄は、教え子に「先生、1900年代生まれなんだー!」と驚かれたそうです。確かに括りとしては間違っていないけど……。
近頃は私たちの年代でもよく知る著名人の訃報に接することも多く、生まれてから年数を重ねはじめているな、と感じます。来年は成人式! そろそろ、信用のおける呉服屋で振袖を予約しようと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、年が明けて早々に台湾へ行ってきました!
一緒に行った母は5回目、私は3回目なので、台湾マスターと言われてもおかしくはないのですが、毎回バカのひとつ覚えのように同じ場所にしか行っていません。そこで、今回は私が毎回足を運んでいる、台北おすすめスポットを少しご紹介したいと思います。
1つ目は、「福州世祖胡椒餅」です。
台北の中心、「台北車站(台北駅)」から徒歩5分くらいのところにあります。「台北車站」は中国語でフーゾウユェンズーフージャオビンと読むそうですが、覚えられないので「たいぺいしゃこのこしょうもち」と呼んでいます。「車站」が「しゃこ」という読みで合っているのかはわかりません。適当です。
台湾に数多くあるB級グルメの代表である胡椒餅。小麦粉で作られた厚めの皮の中に、胡椒が効いた豚肉餡とたっぷりの葱が閉じ込められていて、それが釜でこんがり焼き上げられています。
いろんなお店がオリジナルの胡椒餅を出していますが、間違いなくこのお店が一番おいしいです。本当においしいです。日本でも販売してほしいです。病みつきです。あああああー。
2つ目は朝ごはんのお店「阜杭豆漿」。
読み方は「フーハンドゥジャン」です。これくらいなら覚えられますね。観光客のみならず地元の方々にも大変人気のあるお店なので、並ばずに食べようと思うと朝6時くらいには到着しなければいけません。ちょっと厳しいですよね。回転が早いので、ある程度の覚悟をして8時ごろにのそのそ行くのがオススメです。
変な角度で撮ってしまったので伝わりづらいですが、建物のまわりにぐるっと行列ができています。↓
こちらでいつも私が頼むのは、「鹹豆漿」。豆乳を酢などで軽く凝固させたスープにカリカリの揚げパン、ネギ、肉そぼろ、ラー油などが入っていて、めちゃくちゃおいしいです。一杯25元(約100円)と、信じられないほど安いところも魅力的です。
今回はほかにも「蛋餅」(クレープのような卵焼き)と、「厚餅夾蛋」(卵焼きをもっちりとしたパンで挟んだもの)も頼みました。
朝なので鹹豆漿だけでも十分なのですが、安いのでいろいろ頼んでみるといいと思います。もう、めちゃおいしい。これのために台湾に来ると言っても過言ではありません。台湾に来ると毎朝ここで食べるので、今回の旅で累計6回に到達してしまいました。もし日本でも販売してくれたら、1限遅刻してでも買いに行っちゃうと思います。というくらい、おいしいです。
↑鹹豆漿。読めないしうまく発音もできないので、頼むものをメモにして渡すと注文がスムーズです。
最後にご紹介するのは、「士林夜市」です。
中国語では「シーリンイエシー」と読むそうですが、ちょっと難しいので「しーりんよいち」で十分でしょう。台北駅からほど近い劍潭駅から徒歩数分で着き、夜もかなり遅くまでやっているので、「寝る前にもう一つどこか行きたいな」という時にオススメのスポットです。
台湾中のB級グルメや、安いお土産品などが集まっており、毎日がお祭りのような士林夜市。私のオススメは、でかいフライドチキンです。↓
私(写真左)が左手に持っているのが、例のフライドチキン。チキンが顔よりも大きいので、顔の横にフライドチキンを持ってきて「わ〜、でか〜い!」という図を写真に収めるのが通例です。
私は小っ恥ずかしくなってしまったため、なにも伝わらないただの記念写真になってしまいました。旅の先であろうと恥をかき捨てません。
士林夜市にはほかにも、かき氷や牡蠣オムレツなども売っています(ダジャレではない)。どれもクセが強いので、事前に食べられそうなものの目星をつけて行くといいでしょう。
ちなみに、夜市を歩いていると、やたらと「ショウロンポウ!ショウロンポウ!」と言って釣られます。どうやら日本人は小籠包の名を出しておけば引っかかるだろう、と思われているようです。なめるなよ!
以上、3つのオススメスポットを紹介させていただきました。見返してみると、どれも食べ物ばっかりですね! 台湾の歴史に興味のある人は、故宮博物院のような歴史あるスポットに行くのもアリですが、とりあえず台湾の雰囲気を楽しみたい、という人は食に専念するのもいいでしょう。
何度か行っているからといって、台湾大好きかと問われれば答えはノーです。ちょっと好き、くらいです。でも、冬でも暖かく人々も優しいので、ぜひみなさん、一度行ってみてくださいね。