Seel STAFF BLOG

カルチャー系フリーペーパーを制作しているSeel編集部のスタッフたちによるブログ。

Vol.31 表紙発表

こんにちは、Seel編集部です!新入生の皆さんは期待と不安で落ち着かない日々をお過ごしかと思います。それ以外の皆さんに関しましては、春休みが終わってしまう悲しみに打ちひしがれる日々をお過ごしのことでしょう。

新年度になる4月のスタートまであと2日、すなわちSeel Vol.31の発刊も2日後に迫ってきております。ということで、前回のテーマ発表に引き続き、今回は表紙発表を行いたいと思います!

テーマは前回の記事でも紹介した通り、「サイエンス・(ノン)・フィクション」です。一見途方もない、非現実的になものに感じるSF作品が、実はノンフィクション=現実と強くリンクしている。そんな見方を通していつもの「ソウゾウ」の幅を広げることで、今まで考え付かなかったワクワクに出会えるかもしれない。そんなことを提案する号です。

 

では早速、新学期の冒険心をくすぐる一冊の、エキサイティングな表紙をご紹介したいと思います。

 

 

こちらです!!!!!

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強烈!!!!

 

Seel史上最大級のインパクトといっても過言ではない毒々しい雰囲気が漂っていますが、部内の表紙制作担当者にポイントなどを聞いたところ、

 

ギーク感と今っぽさを融合しつつ、趣味を全開にしました」

 

と、センシビリティあふれる回答を頂戴いたしました。

 

Seelは毎号、表紙に誌面内容のメッセージ性を表現するデザインを意識しており、この発表のタイミングでこだわりポイントの解説も行ってきました。そして今号はメッセージとして、「ソウゾウしよう」というキャッチコピーを謳っています。

そこで今回は、あえて表紙について細かな解説はいたしません。だって、全部言っちゃったらつまらないしね。

しかし、ただ投げやりにするのも味気ないので、(あくまで広報担当者の「ソウゾウ」の範囲で)ちょっとしたヒントを記しておきたいと思います。

まずは、デザインの特徴を見てみると、ギラギラした色合いがベースとなり、旧式コンピュータやモザイク編集が用いられています。このような様式は、とあるジャンルに分類できるのですが…

そのジャンルの成り立ちや背景思想を考え出すと、ちょっとオモシロくなってくる、かもしれません。

そして、もう少し細かいところに目を向けると、制作者いわく「小ネタがちりばめられている…かも」とのことです。もしかしたら、世界陰謀論に基づく警告が秘められているかもわかりませんね。あとは、皆さんの「ごソウゾウ」にお任せしたいと思います。

 

というわけで、この表紙が目印のSeel vol.31「サイエンス・(ノン)・フィクション」は、2日後の4/1発刊です!実際にはヤバい思想は込められていないので、どうぞご気軽に、一冊手に取っていただければ幸いでございます。

また、4/2から当ブログにて各コンテンツの紹介する記事も更新予定です!こちらもご期待ください。

 

それでは皆さん、よい地球ライフを!

Vol.31 テーマ発表

3月もあと数日。きたる4月の「新たな出会い=未知との遭遇」に不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?Seel最新号はそんなみなさんにちょっと勇気を与えられるかもしれない内容になったかと思います。

 

では、お待ちかねSeel最新号であるVol.31のテーマを発表します。それは、ずばり……

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 「サイエンス・(ノン)フィクション」です!!!

非現実的なものだと考えてしまいがちなSF作品。ですが、実はまったくそんなことはありません。それを象徴するのが、20世紀に作家そして科学者として活躍したアイザック・アシモフ

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彼は、SF作家として数々の予言を残しています。

たとえば、日本では自動車がようやく普及し始めた50年前に「コンピューターが制御し、自動運転を行う車が登場する」と予想。50年後の今、実際に自動運転はもう目の前まできているのです!!

そう、SFはわたしたちの現実世界からそう離れていない場所にあるのです。

また、宇宙戦争といった突拍子もない展開も多いSF作品ですが、よく考えると地球上に暮らすわたしたちの人生もそうではないでしょうか?最近の若い人たちは、悪い未来ばかりを想像してしまいがち。ですが、実際に何が起こるかなんて誰にも分かりません。作家たちの「ソウゾウ力」の賜物であるSF作品同様に、わたしたちも未来をいろいろ「ソウゾウ」して楽しんでみてはどうでしょうか?

きっと、いまよりもワクワク過ごせるに違いありません。

 

Seel最新号「サイエンス・(ノン)フィクション」は4月1日発刊です!

立教大学の新歓期間も配布するので新入生、上級生問わず手にとってみてください。

つぎは、3月30日に表紙発表です。お楽しみに!!!

春はお花

こんにちは、営業の七尾です。

最近春分の日なのに雪が降りましたが、もう春ですよね、、?

これからは寒くならないでほしいという気持ちも込めて、今日は春っぽくお花をテーマにブログを書きます🌷

三菱一号館美術館で開催されている「ルドンー秘密の花園」展のご紹介です。

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このポスターに一目惚れして見に行きました。色合いがとっても素敵です。

この展示会はオディロン・ルドンさんの植物の作品に焦点をあてたものになっています。ルドンは19世紀〜20世紀活躍したモネと同世代の画家で、印象派のなかでも独自の作品を作り出した人だそうです。

展示のなかでもフランスのドムシー城の食堂に飾られたというルドンの装飾画が印象に残っています!壁一面に淡い色のお花が描かれた大きな装飾画があって、当時この城にいた人たちは、さぞかし華やかな食事を楽しんでいたんだろうなあ~と思いました。

上のポスターのような色鮮やかな作品だけでなく、黒と白しか使っていない作品も多くありました。

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目がついた植物など、独特な生物も描かれていて飽きずに見ることができました。

この展示会は5月20日までやっているそうです。お花の絵を見て春を感じてみるのはどうでしょうか!ぜひ行ってみてください~~

観光地に行かない観光旅行

 

 お久しぶりです。代表の中村です。


 前回ブログを書いたとき、冒頭の近況報告で手の肌荒れがひどいと述べましたが、現在は快方へと向かっています。日頃の行いが良いおかげでしょうか。

 

 さて今回は突然ですが僕の好きな旅行スタイルを紹介します。

    去る12月、山口へ行きました。
 向かった先は「小京都シリーズ」の一員である萩……ではなく、歴史ある港湾都市である下関……でもなく、特に何のフックも持ち合わせていないこぢんまりとした地方都市、山口タウン。

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    この県庁舎在地とは思えない具合の絶妙な駅舎が旅情を掻き立てます。
 この後の旅程を紹介すると、「適当に商店街回って地元密着型のラーメン屋で晩御飯食べてスーパーでポテチでも買ってビジホで就寝」です。
 なんで遠出してまでそんなしょーもないことを……という声が聞こえてきそうですが、これこそ僕の観光スタイルです。
 なんでもないところで、なんでもない人たちの、なんでもない生活を追体験したい。そういう欲求が僕をこの「特異な」行動に走らせるわけですが、実際楽しいですよ。

 

 観光地というものはその県の、あるいは国の「商品」となって、厚化粧させられている場合がほとんどです。
 いにしえの都の景観をそのまま残す街並みに立って思索にふけろうとしても5ヶ国語対応の看板がそれを邪魔してきたり、「観光地様の美貌維持費」がごとく過剰に上乗せされた商品価格が目に入ったりすると、僕はむなしさを覚えずにはいられません。いささか人為的で、精彩を欠いているように感じてしまいます。

 

 僕は厚化粧よりも、ありのままの姿をさらけ出しているような場所が好きです。その土地の飾らない性格がそのまま湧き出しているような場所。となると、目的地は「ハレ」から遠ざかり「ケ」の場所へと、自然に移っていくわけです。民宿よりも東横インへ、たこ焼き屋よりもラーメン屋へ。SEIYUの和菓子コーナーの棚を埋め尽くすういろうは、小さな書店の入り口に平積みされた官報は、その土地の立派な城址よりも遥かに雄弁に地元の魂のようなものを語っているように僕は感じます。

 

 観光地に行かない観光旅行、いかがでしょうか?
 「隠れ家カフェ」やら「穴場スポット」やら、とにかく人の知らない場所を知っていることがステータスとなっている昨今ですが、いずれ「究極の隠れ家スポット」としてなんでもないような商店やスパ銭へと行く旅行がにわかに流行りだすかも……
 流行って欲しいような、流行って欲しくないようなといった想いでいます。

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 画像は山口市内で見つけたなんでもない景色です。少なくとも、山口城とかに行ってたらこの通りは見つけられなかったんじゃないかな?

このブログで紹介しているアーティストは?

こんにちは。もうすぐ3年の中嶋です。なんだかついこないだSeelに入ったはずなのに、あと4か月くらいでまた部外者に戻ってしまう。時の流れは早いものですね。

きっと最後であろうブログ。何を書こうかと15分くらい考えたところ、Seelのサブカルっぽさからは程遠いであろう某J事務所に所属していて、現在島を開拓中のあのグループを思い出しました。一応タイトルに即して文章中にグループ名を出さない方針でいこうと思います。

というわけで今回のテーマは「Seelから比較的遠いところにあるモノをSeelのブログ風にうまくまとめるコト」です。頑張ります。

今回は個人的に好きで、メジャーすぎず、かといってマイナーすぎない楽曲を2つ紹介します。農業したり漁業したりトンカチつかったりのイメージが強いかと思いますが彼らは「バンド」です。歌っています。ここ最近はメンバーが作詞・作曲したものが多いですが、他のアーティストが作った歌も歌います。

たとえば、「雨傘」。

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カップリングの「渦中の男」とともに椎名林檎が作詞・作曲し、のちに「逆輸入~港湾局~」のアルバムの中で英語Ver.のセルフカバーしています。どちらも、非常にかっこよい!!


椎名林檎 - 雨傘

使い果たせ生命(いのち)

自分の脳味噌飼い殺す位なら立ち尽くして居ろ

THEって感じの歌詞の世界観ですよね。この歌詞の前にあるキーボードソロもステキ。ちなみに、「雨傘」は「ヤスコとケンジ」というドラマの主題歌としてもいい感じに使われております。

先ほども少し話に出ましたが、最近出されたシングルの表題曲・カップリング曲はほとんどメンバーが作っています。それはそれでもちろんいい曲が多いのですが、少し前のものを今回は紹介します。

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 「僕の恋愛事情と台所事情」です。うまく言葉遊びを使った口ずさみやすい面白い歌詞がよいです。歌詞カードにも工夫が凝らしてあり、耳で聞いて目で見て二回楽しめます。

 「オシャレ」「新譜」あと「機種変更」( ̄□ ̄;)

そんなもんはあと!あと!後回し‼

余の辞書に「限度額」は無い‼!自由なオレ≦彼女

カラオケでもこんな感じで歌詞がででくるので、結構面白いです。

ちなみに、この2曲は20周年のベストアルバム「HEART」に入っているので興味があればTSUTAYAで借りて聞いてみてください。

グループ名を出すことなくここまで書ききることができまして感動しています。

突然真面目な話になりますがSeelの発送に関するお知らせです。Seelをぜひ読んでみたいという方やお店に設置したいという方はこちらから全国発送を承っていますのでご気軽にご連絡ください。残りわずかですが、Seel認知拡大のために頑張りたい真面目な広報代表でした。

おしまい。

バイクのイメージが強い

こんにちは。2年の津久井です。

もう3月ですね。わたしは桜よりも梅派なのでちょっとずつピンクの花をみれるこの季節が割と好きです。

早速ですが、今回わたしは東南アジアの国、ベトナムについて少し書きたいなと思います。

2月初めにベトナムのダナンとホイアンというところに姉と二人旅してきたのですが、東南アジアはあったかいだろうという勝手なイメージで行ったら、今の時期は以外と寒い…!驚きました。

私はアジアの国に行った時にいつも市場に行くのですが、ベトナムの市場もすごかった。

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ダナンにあるハン市場。見た目は普通のスーパーでも、中に入ると強烈な匂いと共に積み重なる果物やお菓子が。道バイク多い。

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全体を見渡すと食べ物だけじゃなく服も売っていて、なんでも売り放題な雰囲気。タツノオトシゴとか販売していいの?ってものまであったり。

ベトナムの市場は基本値段が設定されていないので、店員さんと交渉して金額を決めるのですが、さすが商売上手なおばさま店員は違いました。ここのお店はどこの市場よりも安いからこれ以上は安くしないよ、の一点張り。

値切り怖いなと思っていたら何も買えませんでした。

そんな雑多な市場と打って変わって古都ホイアンはとても素敵。

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ランタンが有名で夜になるとライトアップもされます。

日本からも近くて物価も安いので是非機会があれば行ってみてください!

では。

「絶対」なんてものは存在しない

こんにちは。広報2年の関です。

 

早いものでもうすぐ3年生になってしまいます…ほんとに嫌だ。

規則などに従わなければならない年齢になってきましたが、何ごとにも「絶対」なんてものは存在しないものです。

 

絶対にこうでなければと思っていたものほど、違った見方をすることで面白くなるものだったりします。

 

羽目を外せとは言いませんが、型にはまりすぎないことも時には大切なんじゃないでしょうか。

 

なので今回のテーマは「インスト」。

インストとはインストゥルメンタルの略でボーカルのいないバンドのことです。

 

高校生の頃、バンドにボーカルが必要不可欠だと思っていた私には初めて聞いた時、超衝撃的でした。

 

インストバンドは日本にもたくさんいますが、せっかくなので

今回は当時衝撃的だったインストバンド「Marmalade Butcher」を紹介します!

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まず個人的に聞いて欲しいのがこれ。

→不可説不可説転不可能世界https://www.youtube.com/watch?v=lw1LzdwEqTg

 

何度聞いてもかっこよすぎ。

ボーカルをなぜ今まで欲していたのか不思議になるくらいの重厚な音圧に圧倒されるばかりです。

 

そして全員演奏が人間離れしすぎているのもこのバンドの特徴。

聞いている方の耳が追いつかなくなるんじゃないかってくらい曲によっては早いのに、めちゃくちゃじゃなくて1つの曲としてまとまってる。

 

いい意味でボーカルの存在価値を疑わせてくれるバンドです。

 

そんな彼らが、実は新曲を2年4ヶ月ぶりにリリースしました。

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ライブ会場でのみの販売のようなので、ぜひ一度ライブに行って買って帰ってきましょう!

そしてYouTubeで他のMVを見る方は一部過激なシーンがあるので苦手な方は気をつけましょう!

 

それではありがとうございました!