Seel STAFF BLOG

カルチャー系フリーペーパーを制作しているSeel編集部のスタッフたちによるブログ。

【読んでみて】吉祥寺だけが住みたい街ですか?

 
2回生になってから初めてのブログになります。
 
営業の杉本です。
 
SeelもVol.29が発刊して1ヶ月半近くが経つのですが、多くの人に手に取っていただいて本当に作った甲斐があるというか。
 
やっぱ反応が無かったりすると、僕たち作り手側のモチベーションも下がってしまいがちなので、感想だったり批判だったりいろいろ送ってみてください。
 

今回のブログの本題へと入りたい。
 
Vol.29で特集したのが『街』ということで、それにちなんだ漫画をご紹介したいと思います。
 
ご紹介する漫画は『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』です。
 
 

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昨年の10月からテレビ東京系列でドラマをやっていたので、もしかしたら聞いた事があるかもしれませんね。(主演の安藤ナツと大島美幸の迫力がすごかった。)
 

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この漫画の大まかなストーリー展開としては、吉祥寺で不動産屋を営んでいる重田姉妹が吉祥寺に住みたい相談者に対して、あえてその人に合った街を紹介するというもの。
 
僕自身はこの作品と制作期間中に出会ったのですが、今号の内容と非常に親和性が高い内容だなと感じました。
 
吉祥寺というと、新宿まで中央線・総武線で一本だし、カフェがいっぱいあって、名前だけ聞いてもなんだかオシャレな街なんだろうなって抱きませんか?
たぶんそう思ってる人がいっぱいいるからこそ住みたい街ランキングで1位を獲得するのだと思います。
 
そういう先入観を持った人たちに対して、姉妹は東京中のあらゆる場所を提案していく。
 
この作品のタイトルにもなっている『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』という、重田姉妹が振りかざす快刀が乱麻を断つかのようなその提案が、この作品を面白くしている要因の一つだと思います。
 
僕たちって結局一つの側面からしか物事を見ていないことが多いと思うんです。
 
それは街に対しても人に対しても。
 
その側面だけで判断するんじゃなくて、もっと別の側面まで目を向けてあげようよ。っていうのが今回僕らの提案したかったことでもあり、この作品でも伝えたいメッセージなのかなって考えてみたりしました。
 
もしVol.29『街』を読んで街の新たな一面を知りたいと思った方はぜひ読んで、
「街ブラ」してみてください。
 
では、失敬。