Seel STAFF BLOG

カルチャー系フリーペーパーを制作しているSeel編集部のスタッフたちによるブログ。

Boy's Lifeを描く

こんにちは。営業2年の渡辺です。

夏って「夏が終わり」とか「夏が去る」って表現するけど

秋ってあんまり言わないって聞いて

確かにその通りだなって実感しながらこの時期を過ごしてます。

秋が終わったのか何なのかわからない季節、皆さんはいかがお過ごしですか。

趣深い挨拶も済んだところで趣のない本題に入ろうと思います。

皆さんはBLが何の略なのか知ってますか?

B(Big)L(Large)=めちゃ巨大でしょうか違いますね。

突然スベるようなこと言って驚かしてごめんなさい。

まぁ、たいていの人はB(Boys)L(Love)の略だと答えますよね。

それも正解なんですが、今回私が紹介したいのは

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B(Boy’s)L(Life)を描く漫画家・雲田はるこ先生です。

実は雲田はるこ先生(以下雲はるさん)は時の人なので、名前を聞いたことある人はいるかもしれません。

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そうです。現在NHKで放送中のドラマ『昭和元禄落語心中』の原作者です。

告知みたいになりましたが、すごく面白いお話なので是非ご覧ください。

アニメ版もオススメです。椎名林檎がかっこよ主題歌を提供しています。

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また、三浦しをんの『舟を編む』の挿絵を担当したことでも少し話題になりました。その後コミカライズも雲はるさんが担当しています。

アニメも松田龍平主演の映画もあるので、どこからでも編み始めることができます。

そんな雲はるさんなんですが、なんと今年でデビュー10周年を迎えました。めでたい!!!

デビューは意外と思われがちですが『窓辺の君』というBL作品です。

『落語心中』や『舟を編む』といった一般向け作品の印象が強いですが、デビュー以降も一般向け作品と並行してずっとBL作品を描き続けています。

『落語心中』の作者というイメージが大きいと思いますが、実はBL界隈でもビッグラージネームなんです。

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では、雲はるさんの何がすごいのか。

振り出しに戻りますが、私は雲はるさんを「B(Boy’s)L(Life)を描く漫画家」と紹介しました。

つまり雲はるさんの魅力は

Boy=男キャラたちのLife=生命、日常、人生 を巧みに描く

という点です。

どういうことなのかまずはLife=「生命」の面から見ていきましょう。

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こちらの図はインタビュー等でも何度か話題に上がっている『野ばら』カバー下のキャラクター図です。

よく見てください。あ〜いるわ〜ってなりませんか?

可愛いらしい絵柄にも関わらず描き分けがしっかりされてます。

なで肩だったり逆三角形体型だったり、お腹が割れてたり、すね毛が濃かったり。

雲はるさんは過去に

「人間はどんな体型でも綺麗」

と発言しています。

そうなんですよ、雲はるさんはBL界の金子みすゞなんですよ。

鈴と、小鳥と、それから私と、攻と、受

みんなちがって、みんないい。

キャラ単位じゃなくてカップリング単位でも見てみましょう。

BLには王道の「体格差萌え」という萌えがあります。

体格の大きい攻と小さい受の体格差に萌えることを指します。

これはもう王道というより少女漫画の系譜から続く、公式みたいなもんです。

ちなみに「逆体格差萌え」という概念も派生してます。

しかし、雲はるさんのカップリングは「体格差萌え」に収まらない「個体差萌え」だと私は思います。

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例えばこの『いとしの猫っ毛』のカップル、みいくん(左)と恵ちゃん(右)。

みいくんが攻で恵ちゃんが受なんですけど体格差がほぼない。

でも、二人の身体にはたくさんの違いがあります。骨格、肉付き、四肢の太さ。

体格の大小という二項対立に収まらない新しい萌えが発見できるはずです。

まさに生きているような、そんなキャラたちの「生命」を描くのがお上手だということがわかったでしょうか。

続いてLife=「日常」面から見ましょう。

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これは先ほども出ましたが『いとしの猫っ毛』という作品です。

この作品はシリーズもので現在5巻と小樽篇、番外篇の全7巻が出版されています。

この作品は日常BLの草分け的な存在です。

多分BLとの関連語で「やおい」って言葉を聞いたことある人もいるかと思います。

80年代の同人即売会から使われ出した、今でいうBLみたいな意味の言葉です。

「ヤマなし、オチなし、意味なし」の頭文字をとったと言われています。

簡単にいうとずっとイチャイチャして終わりっていうことです。

サイコーっていうことです。

でもそれって同人誌という十数ページから二十ページほどのコンテンツだからこそできることじゃないですか。

商業作品には「やおい」的な作品とは真逆であることが多いです。

だいたい一冊のうちにヤマもオチも意味もあって完結します。

そんな中、登場したのが日常BL『いとしの猫っ毛』です。

もうずっとイチャイチャしてる。

商業作品の中で一番「やおい」的かもしれません。

例えばどんなお話があるのか。

みいくんが風邪をひいて恵ちゃんが看病するだけのお話や

酔っちゃった恵ちゃんをお迎えに行くだけのお話、

みいくんが朝ごはん作るだけのお話に

二人でひなたぼっこするだけのお話など。

すごい日常じゃないですか?

ほのぼのどころじゃない、ほのぼのぼのぼのします。

日常が描かれれば描かれるほど、

ふとした仕草や表情が輝くんですよね。

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久々にタバコを吸っている姿だったり、

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お昼寝してしまった姿だったり、

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本を読んでる後ろ姿だったり。

本当にその一瞬を切り取るのがうまいです。

直後のコマに、相手にキュンとしてる恵ちゃんやみいくんが描かれているので、

タバコを吸ってるみいくんにキュンとしてる恵ちゃんの可愛さに私がキュンとする、みたいなマトリョーシカの構造でキュンとしちゃいます。

また、BLならでのラブシーンも同じように日常的であり、だからこそふとしたアブノーマルさがよりエッロ…ってなります。

ここからは苦手な人はドカベンの糸目しててください。ドカベン可愛いので。

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さすがに真っ最中なシーンを貼るのはアレなんで、及んでないシーンを。

見てもらうとわかると思うんですけど、デフォルメされたコマがあったり、「ぐふふふふ」っていうオノマトペがあったり、キラキラお目々が描かれてたりしています。

これによって緊張感が和らげられ、日常感が生まれてます。

もともとラブシーンが多くはない作品なんですけど、

その中でも稀にアブノーマルなラブシーンが出てきます(図書館のトイレでの行為や電話越し、女装など)。

でも、そんなシーンでも先ほどの緊張を緩める技が使われているので、すごく日常的に見えてきて、だからこそ「イケないこと感」が強まるんです。

これこそがエロです。知らんけど。

エロい話から話題戻します。ドカベンの目してた人はもう開いて大丈夫です。

また、マンガ技法の面でも、日常とは反対のドラマチックな出来事が起こりにくい技法が意図的に使われているらしいです。

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一般的にスクリーントーンを貼るところに薄墨を塗ったり、背景には鉛筆線が使われていたりしています。

コマ割りも変形コマを使用せず、四角のコマで進められています。

確かにこの技法により、ほっこり度が増し、四コマ的な安心感を感じます。

二人の日常は続いていくんだな…っていう感じ。

話が散らかりましたが、「日常」を描くのにも優れている漫画家さんだということがわかったでしょうか。

最後にLife=「人生」を確認していきましょう。

BLに関わらず、地球の大体の物語は「主人公の成長」について描かれています。

これは私じゃなくて教授がよく言ってるので間違ってないと思います。

だからキャラの「人生」は「どう成長していったか」で捉えてもいいと思います。

これは私が言ってるのできっと間違ってます。

そしてBLってその人生=成長に影響を及ぼした人物が目に見えてわかるんです。

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恋人ですね。

恋人と出会ってからの成長を雲はるさんは結構言葉で描いてくれてることが多いです。

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こんな風に他の人から「変わったね」と言われるシーンが結構あります。

他の人から見ても分かるくらい雲はる作品のキャラは成長し続けます。

また、カップルが「どう成長していったか」が体現されているのが、

雲はるさん得意の「同軸リバ」です。

「同軸リバ」っていうのはBL用語で、同じ話の中で攻と受の役割が入れ替わる設定のことです。

あんまり一般的な設定ではなく、結構地雷だ!って人は多いです。

キャラの一貫性がなくなるのが嫌だとか、攻受の役割はもはや性格って思ってる人は苦手だと思います。

多分普段BLを読まない人も、男女間ではありえない設定なので地雷って思うかもしれないです。

でも、地雷な人も雲はるさんの「同軸リバ」にはドカベンの目をしないでください。

雲はるキャラたちは、相手をおもっているがゆえのリバーシブルです。

つまり「同軸リバ」とは「相手のために成長する」物語なのです。

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『野ばら』という短編集の「BOYの季節」という作品ではオカマちゃんのみみクンというキャラが、好きなゲイの男の子・薫チャンのために女の子をやめるシーンが描かれています。

見た目が男の子になったみみクンは薫チャンと結ばれ、ラブシーンではみみクンが本来の欲望とは逆の攻をします。

しかしこのあと、みみクンが薫チャンから女の子らしいイヤリングをもらったのをきっかけに、本当は受がしたいと告白し、リバーシブルすることに成功します。

こうしてみみクンはオカマちゃんのまま、女の子のまま愛されるというBL史に残るハッピーエンドを迎えました。

この同軸リバを見ると、みみクンと薫チャンの遠慮や葛藤を越えての成長がよく見て取れます。

相手をおもって変わっていく、それってすごく愛だなぁって思います。

また反対に、相手がいなかったら変われてなかったと思うと人生における人との交わりは大事なんだなぁと実感します。

普段、人生論が大嫌いな私でも雲はるさんのキャラの人生には説得力があるので、赤べこのように頷いてしまいました。

ちょっと「人生」の定義が狭くはありますが、

雲はるさんは「人生」を描く天才でもあるということがわかったでしょうか。

とても長くなってしまいましたが、

Boy’s Lifeを描く漫画家・雲田はるこ先生について語らせていただきました。

公然の場でBLを語るには躊躇したし、結構勇気がいりました。

もっと、フラットに語れる社会になったらいいと思います。

急に重いジェンダー論を持ち出して力技でまとめようとしました。

ごめんなさい。

でも偏見で素敵な漫画家さんに出会えないのは本当に残念だとおもうので!

気になった方は読んでみてくだい!

また、渋谷のGALLERY Xで11/22~12/10まで

雲田はるこ先生の10周年原画展が開催中です。無料です。

興味を持たれた方はぜひ足をお運びください。

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ではでは!したっけ〜

雨の日だから

どうも、こんにちは。

営業二年の馬場園です。

 

早いもので今年も残すところあと1か月ほどとなりましたね。

みなさんは2018年に思い残すことはありませんか?

 

僕は大ありです。

 

今年は平成最後の夏ということで

 

何かしなきゃいけない!今年の夏は頑張るぞ!

 

と意気込んだはいいものの、

気が付けばフジファブリック若者のすべてを聴きながら、

夏の終わりの寂しさを感じていました。

 

昔から意志の弱さには定評があります。

 

さて、そんな意志の弱い僕ですが、唯一やる気が出る日があります。

 

 

それは、雨の日です。

 

 

雨の日というと多くの人が、

あまりいいイメージを抱かないのではないかと思います。

 

雨の日って晴れの日に比べて、

外出するのが億劫に感じたり、何かをするのが面倒に感じたりで、

何に対してもやる気が起きなかったりしますよね。

 

晴れが陽なら、雨は陰で、

なんか街の雰囲気も心なしかいつもより淀んでいるように感じます。

 

でも、そんな雨の日だからこそ、やらなきゃいけないことをいったん忘れて、

自分が一番やりたいことをやっても許される気がします。

 

不思議なものでやりたいことを一通りやり終えると、その勢いのままにやるべきことにも手が回ったりします。

 

多分、雨の日って自分へのハードルいつもより下ることで、

気軽な気持ちで物事と向き合うことができて、

案外普段より活発にいろいろなことに取り組めたりするのかなって思います。

 

そんな雨の日に僕は、ハマりそうな音楽探し、をするのが好きです。

 

普段はやるべきことを終わらせないとできないやりたいことを、

雨の日だから今日はいいよ!と自分に言い聞かせて、

やりたいことをいっぱいするのは最高です。

 

 

今回はそんな自分が雨の日にやりたいことハマりそうな音楽探しをして、

見事にハマったアーティスト紹介したいと思います

 

 

 

まずはこちらをご覧ください!!!

 

 

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こちらは2013年に結成された4人組ロックバンド、

FLOWER FLOWERです!!

 

ここでみなさん、

 

“「あれれ、なんか女の人の顔見たことあるような、、、?」”

 

ってなりませんか?

 

そうなんです!見たことあるんです!

 

 

実はこの方、、、

 

 

 

 

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かつてシンガーソングライターとしてテレビに引っ張りだこだったYUIさんです!

 

YUIさんといえば大ヒット曲CHE.R.RYをはじめとして、

恋する乙女の気持ちを歌った楽曲が多く、優しい声音とハイトーンボイスが特徴的でした。

 

以下に独断と偏見で選んだYUIさんのを何曲か載せておきます!

 

CHE.R.RY

https://www.youtube.com/watch?v=qh9Vwj1MgtE

 

HELLO

https://www.youtube.com/watch?v=T0UQeLDxdHM

 

 

GLORIA

 

https://www.youtube.com/watch?v=XNpsy26A5Qg

 

 

 

 

いかがでしたか?

久しぶりに聞いてみると、なんかほっこりした気持ちになりますよね。

 

YUIさんがテレビに引っ張りだこだった当時、

自分は小学生ぐらいで、CMなどでYUIさんの歌をよく耳にしました。

 

でも当時は耳にするものの、めちゃくちゃ好きというわけではありませんでした。

 

その後気が付けばYUIさんをテレビで見る日も減っていき、

西野カナさんやmiwaさんなど次々と女性シンガーが登場してきて、

自分の中でYUIさんの歌は記憶の片隅へと追いやられていきました(ファンの方の気を悪くしたらごめんなさい)。

 

 

そしていつしか自分は大学生となり、雨の日にいつものようによさげなバンドを探していると、

 

この曲に出会ったんです!!!

 

パワフル

https://www.youtube.com/watch?v=57-R6G6pBVg

 

 

確かに声はYUIさんなのですが、雰囲気がまるで違うので、

最初は「なんかこの声聞いたことあるなー」ぐらいでした。

 

実際にパワフル』を聴いてもらえるとわかると思うのですが、

シンガーソングライターだった頃のYUIさんと比べて、

食い気味に歌いだすイントロ部分から、曲名通りのパワフルなサビ部分まで、

まさにロックって感じがします。

 

ちなみに自分は生まれてこの方、リコーダー以外の楽器はまともに触ったことのない音楽素人なので、あくまで個人的な主観で「この曲ロックだわ~」って感じで、勝手に考察しています。

あくまで趣味の自己満なので、間違いなどあったらそこご容赦ください!!!

 

以下に勝手に自分が「この曲ロックだわ~」と感じた曲を載せておくので、

暇な時間があったら是非!!!

 

『踊り

http://j-lyric.net/artist/a058c5f/l045470.html

すいません、曲がなかったので歌詞だけ載せておきます!

 

『マネキン』

https://www.youtube.com/watch?v=gVlOCquQsvI

 

『神様』

https://www.youtube.com/watch?v=d_goXYfMedk

 

 

 

どうでしたか?

 

めちゃくちゃカッコいいですよね。

 

最後にFLOWER FLOWERとしてのYUIさんの曲を聴いた後に、

シンガーソングライターとしてのYUIさんの曲を聴いて見ると、

また違った印象を抱くと思います

 

結局聴いて見るとどっちもいいんですよね!(笑)

YUIさん恐るべしです!

 

みなさんも雨の日だからこそ、やりたいことを思う存分やってみて下さい!

 

そしたらきっと雨の日が楽しくなると思います。

 

それではよい年末を!

 

 

 

J-POPはダサいのか

こんにちは、代表の村上です。

 

 

 

 

突然ですが、近頃巷で耳にする「J-POPはダサい」といったご意見、みなさまはどう感じていますか。

 


私はそんな考えに悶々としております。

 

 

なぜなら私は



 

 

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J-POPアーティストであるスキマスイッチが好きだからです。

 

 

彼らの魅力なんて挙げたらキリがありませんが、その中でも私が特に魅力を感じているのが至る所に隠されたオーディエンスを楽しませよう、驚かせようとする工夫。

 

 

その工夫は曲中にライブにと、至る所に詰め込まれています。

 


たとえば誰もが知っているであろう『全力少年』を見てみますと

 

染み付いた 孤独論理(ロンリーとかけている)、拭えなくなっている

 

1番:躓いて、転んでたら「置いてかれんだ」

2番:遊ぶこと忘れてたら「老いて枯れんだ」

 

といった通り言葉遊びが散りばめられており、聞いて楽しい、歌詞を見て2度楽しい曲になっております。

 

 


 

さて先日私はスキマスイッチの15周年記念ライブ「Reversible」に2日間通し券で行ってまいりました。

 

 

(実は当日並んでいる間に全く別の内容のスタッフブログを書いていたのですが、今回のライブは彼らのエンターテインメント性を今まで以上に詰め込んだ内容になっており、あまりにも素晴らしかったため、どのようなライブであったかみなさんにもお伝えしたいと思います。

 

このつたないブログでみなさんが抱いているであろう、スキマスイッチの「名前はまあ有名で2~3曲くらい知ってる2人組J-POPアーティスト」といったイメージを「ぶっ壊して」いただけたら、これほどうれしいことはありません)

 

 

 


さて今回のライブ、まずすごいのが


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(会場に入ると同時に配られた紙 イラストもかわいい)

 

 

全編を通してスマホによる写真・動画撮影がOKだということ。

 

 

今回のライブはスキマスイッチにしては珍しく、というよりも日本では珍しく全編撮影OKの太っ腹ライブになっていました。

 

 

「お土産に」とのことで能天気に「すごー」とか「やったー」とか言っていたファン一同ですが、この撮影した動画が、今回のライブを解読する上で重要な資料になることはまだ知る由もない…。

 

 

 


ちなみに私はたまたま目の前をボーカル大橋氏が通りまして(!)、しっかりスマホに収めることができました。

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今回のライブのタイトルは「Reversible」。

 


ただ、なぜ「リバーシブル」なのか、どこが「リバーシブル」なのか、1日目が終わった時点で本人たちからの解説はありませんでした。

 

 

しかし前日のもやもやが残った2日目。オープニングの次に『全力少年』のイントロが流れ始めた瞬間、我々は彼らがこれから何をしようとしているのか察したのです。

 

  

普段全力少年は最後に持ってこられることが多く、盛り上がり最高潮でライブはアンコールに突入します。それが2日目は1曲目から全力少年だったわけです。

 

  

これが意味するところ、それは

彼らはライブのセットリストを『リバーシブル』にしようとしているということ。

彼らは1日目のセットリストを後ろから順に演奏していたのです!スキマ半端ないって!

 

 

 

 

これだけでもスキマスイッチが工夫凝らしまくりアーティストであることはご理解いただけたと思いますが、実はこれにはさらに続きがあるのです。

 

  

2日目最後の曲は『リアライズ』。

本人たちいわく「過去と未来の繋がり」をテーマに作ったとのこと。

 

youtu.be

リアライズは1:26あたりから。メロディーが壮大でこれがまたいいんです)

 

 

あの時から全てがこの場所まで繋がっていた

見たことない景色が そのオレンジが眼に焼き付いてく

想像していたよりも遥かな 空が宇宙が 広がっていく

僕が手にしたい未来は 僕が作る

さぁショウタイムの始まりだ

 

ここからなんだ

 

 

「あの時から全てがこの場所まで繋がっていた」

という部分では「この場所」と歌う時に自分の足元(今回のライブのこと)を指さしていたのがとても印象的でした。

 

 

演奏の後に流れたエンディング映像はリアライズのメロディーを用いたものでしたが、ここで思い出していただきたいのが「セットリストがリバーシブルである」ということ。

 

 

実は1日目の最初にオープニング映像が流れていたのですが、その動画は2日目のエンディング映像を逆再生したものだったのです。

(これを解明するのに、撮影した動画が役立つわけです)

 

 

仕掛けが大胆かつ緻密すぎる…。

 

 

この熱量(凝りよう)に彼らの「ここからなんだ」というメッセージを強く感じました。

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(2日目のエンディング映像は「Our Journey will still continue」という文で締められる)

 

 

つまり今回のライブは過去と未来を繋ぐ(1日目のセットリストにはなかった)「リアライズ」で始まり、「リアライズ」で締められていました。

 

 

撮影をOKにしたのも、普段はない通し券が販売されたのも、この一連の流れを楽しんでもらうためだったのでしょう。

 

 

彼らが今回のライブの構想を練っていた時から、我々はスキマスイッチの手のひらの上で踊らされていたわけです……!

 


 

 

いや~それにしても本当に楽しい2日間でありました!!!

  

 

ざっと2日間の流れを大まかにお伝えしましたが、今回のライブだけでもお伝えしきれてない、そしてまだ見つけられていない工夫がたくさんあります。

 

 

いつも我々の予想の上を行く2人のすべてを理解するのは不可能だと悟ると同時に、どこか寂しい気もします。

しかしこれらがすべて彼らが音楽活動を楽しもうと、そしてなによりファンを楽しませようと、考え抜いた結晶なのですから、こんなファン冥利に尽きることはありません。

 

スキマスイッチサイコー!!

 


 

 

さて、ここで(やっと)冒頭の問題に戻ります。

 

 

 

 

J-POPはダサいのか。

 

 

 

 

そもそもポップスの定義は「ポピュラー音楽」や「万人受けする音楽」、「若い層に好まれる音楽」などとても曖昧で、ビートルズはポップスだという人もいれば、いやロックだという人もいます。

 

 

今回のブログでその定義を明確にするつもりはありませんが、アーティストとオーディエンスが共に「楽しむ」という心意気、彼らの言葉を借りると「魂の交歓」のようなものこそが「ポップス」の根幹であると私は思います。

(ある種かなり他人本位な音楽とも言えるので、そういう点では多ジャンルと一線を画している気もします)

 

 

そもそも音楽は「音」を「楽」しむと書きますが、そう考えると音楽ジャンル全体の中でも「音楽」とポップスは特に真髄が近いのではとも思えてきますが、それはいささか邪推でしょうか。

 

 

 

 

ともかく、私は2日間のライブを心の底から嘘偽りなく「楽」しんだし、みなさんも好きなアーティストのライブに行ったら同じような気持ちになるはずです。

 


前号のSeel 、『ZINE』では「好き」という思いを否定することなど誰にもできないのだとお伝えしましたが、それと同じで音楽やライブに浸ることで生まれる「楽しい」という感情も、決して誰にも一蹴できるようなものではないのではないでしょうか。

 


つまり、音楽(今回だとJ-POP)を楽しむ人の感情はそうやって否定できるようなものではなく、そもそもダサいと否定する概念自体がお門違いだと私は思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで結論。

 

 

 

 

 

 

J-POPはダサくなんか

ない!!!!!!!!

 

 

 


みなさまもよいミュージックライフをお送りくださいませ。

  

 

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

夢で終わらんよ

こんばんは。デザ2年の宮原です。
家の可愛い犬が湯たんぽになる季節がやってきました。かける愛情もひとしおです。

さて、皆さんは2019年1月7日が何の日か知っていますか?
七草粥を食べる日でもありますし、カンボジアでは「虐殺政権から解放された日」だそうです。
しかし正解は、「夢眠ねむ卒業の日」です。

 

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夢眠ねむさん(ユメミ ネム、ねむきゅん)は、でんぱ組.incというアイドルグループに所属するアイドルです。すでに脱退した最上もがさんが一番有名かもしれないですね。
2009年からでんぱ組に加入した夢眠さんは、10年目を迎える2019年に卒業されるそうです。

 

アイドル好きではない人にも、野球選手であれクラスの気になる人であれ、一人は「推しメン」という存在がいるでしょう。私にとっての推しメンは、夢眠さんでした。私はすでにアイドルオタ戦線から退きましたが、彼女が私の永遠のミューズであるという事実はこれからも変わりません。

 

ところで、推しメンが卒業するというのは悲しいことなのでしょうか?

 

私と夢眠さんが知り合ったのは高校一年生のことでした。前下がりボブ、タレ眉、出っ歯、独特な声、キャラクター。自身を完璧な「夢眠ねむ」として仕立て上げた彼女に私は心を奪われました。そこそこ年を重ねマルチな才能を併せ持つ彼女だからこそ磨き上げたアイドル芸。アイドルというのは、可愛くて若いだけではダメなのです。

 

可愛くて若いアイドルは確かにファンを多く集めますが、それは「可愛さ」と「若さ」という世界でもっとも脆く弱い要素に基づいた一過性のものです。彼女たちが「可愛さ」と「若さ」で支持され続ける限り、その要素が消失したある日、彼女たちは職を失います。その点、「可愛くないのに人気」ということがどれだけ強いことかお分かりいただけますでしょうか。でんぱ組は多くの人々に「ブス」と言われ続けてきました。しかし、それを乗り越え自らのキャラクターとしてのアイドル性を確立し、オタクに勇気と夢と元気を与えた。だから10年も続いてきました。

 

でんぱ組にとって初の武道館が決定した2014年のZeppライブ。初の国立代々木第一体育館でのライブ。私は涙なしには語れない、でんぱ組の歴史的瞬間に立ち会ってきました。チェキ会では故障したチェキを待っているあいだ包み込むように話しかけてくれた夢眠ねむさん…。何を話したかは忘れましたが、私にとってかけがえのない思い出です。多分ロコモコの話をしました。

 

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アイドルの卒業というのは、アイドル戦国時代末期である現代ではもう珍しいことではありません。誰しもが推しメンに忍び寄る卒業の影に怯えながら暮らしています。
私ももちろん、あるメンバーの卒業を経験したことがあります。
国立音大出身の彼女はグループがこれから!という時に卒業を決心し、ピアニストの道へと進んでいきました。彼女の卒業ライブではもう声も出なくなるほど泣きました。今でも彼女の卒業ライブの動画を見ては、一人しくしく泣いています。

 

しかし、メンバーの卒業を祝えるというのは、とても幸せなことなのではないでしょうか。彼女たちの卒業すら、私たちの心の中には宝物として残ります。むしろ卒業という儀式が彼女たちを神格化させるのです。
2018年は多くのアイドルが、全員が卒業を迎えられないまま解散しました。その時のオタクたちの抱えた悲しみは計り知れません。

 

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前述した通り、夢眠さんは自身のアイドル性を確立しました。自分の声を残すためにボーカロイド夢眠ネムを作り、自分が裏方に回っても動かせるキャラクター「たぬきゅん」を作りました。私はなんとも恵まれた人間です。彼女が卒業しても彼女を感じていられるのですから……。

 

だからこそ私は夢眠ねむさんの卒業を、喜んでみようと思います。

 

最後に2本の動画のリンクを貼っておきます。暇な時に是非見てみてください。

① ねむきゅんのヲタ芸講座。かわいい。
https://youtu.be/bYHu2gOtOA4

② でんぱ組で一番好きな曲
https://youtu.be/tJGg5C6cmh0

永遠の魔法少女未満、夢眠ねむさんの永眠を悼んでこのブログを捧げたいと思います。

 

台湾に行って帰ってきた。

こんにちは!営業2年の保苅です。

大学が学園祭でてんやわんやしている間に、台湾に行ってきました!
ごめんなさい!

人生で初めて行ったのですが、とても刺激的でした。面白かったです。

刺激的だったものがあまりに多かったので、「広告」「モノ」「食べ物」の三シリーズでまとめました。
よかったら見て行ってください。

まずは台湾の広告シリーズ。

 

 

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これはMRTという地下鉄の車内に貼ってあったポスターです。
普通に色使いが可愛かったので撮りました。

 



こちらは

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ホームに貼ってあった、日本でいうと「駆け込み乗車はおやめください」的なポスターです。男性の手と足が同時に出ているところと女の子の立ち方が綺麗なところが好きです。

 

こちらは広告

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というよりは雑貨屋さんの店内にあったポップなのですが、よく見るとところどころ日本語が間違っていて可愛いです。

台湾は日本人観光客に優しいお店が多いので、このように日本語の説明などもちゃんと書いてくれているのですが、たまにこういうものがあって心をくすぐられます。皆さんももし行く機会があったら注目してみてください。

では続いて、モノシリーズです。

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二色のポストです。かわいいです。
色によって何が違うのかは、私の中国語力ではわかりませんでした。
精進します。

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なんとも衝撃的なUFOキャッチャーです。士林夜市で発見しました。
本物ではありません。
私たちがこれと一緒に写真を撮っていたら、同じく観光客の白人の方たちが「オーマイガ!!」と叫びながら通り過ぎて行きました。

 

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これは商店街の店の外で売られていた日本製の服です。
「あったか〜い。そして、あったか〜い。」はおそらく二重編み構造によって産み出される暖かさのアピールかなと思いました。
きっととても暖かいと思うので、着てみたいです。


では最後に、食べ物シリーズで終わりたいと思います。
台湾は本当に美味しいものばかりでした。

 

 

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「合興八十八亭」の、お茶とお菓子のセットです。お茶とお菓子は自分で好きなものを十数種類の中から選んで組み合わせられるのでとてもおすすめです!
店員さんも優しく、写真を撮ってくださいとお願いしたら店内の照明をつけたバージョンと消したバージョンの二種類を撮ってくれました。

 

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ガイドブックに載っていた美味しそうな麺です。読み方がわかりませんでした。
西門(シーメン)という街で売っていたので、私たちは「しーめんの麺」と呼んでいます。

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牛肉麺で有名な永康牛肉麺ピリ辛牛肉麺です。お肉がめちゃめちゃ柔らかくて美味しかったです。

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士林夜市の名物、巨大チキンです。これもめちゃくちゃ美味しかったです。
3人で分け合ってちょうどいいくらいの量でした。
ちなみにこの後フルーツ屋さんでぼったくられました。

 

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清心福全(タピオカ専門店)のレモン緑茶タピオカです。
甘さを選べたので70パーセントにしたのですが、それでも体感的には砂糖120パーセントの甘さでした。
店によって甘さは異なるので、正直毎回賭けのようなものです。翌日飲んだタピオカミルクティーは80パーセントでも少し甘さ抑えめでした。
日本のゴンチャのタピオカが結局一番ちょうどいいです。

 

 

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「點水樓」の海老焼売とカスタードまんです。
海老焼売はこの店ともう一つ別の店でも食べたのですが、どちらも小籠包並みの肉汁で驚きました。台湾の焼売はそういうものなのかもしれません。
カスタードまんもこれまた溢れ出てくる系で、本当に美味しいのですが手が汚れて大変でした。ウェットテッシュは便利です!


アジア方面の旅行は初めてだったのでとても新鮮でした。
噂に聞いていた臭豆腐の匂いはあまり臭くありませんでした。
九份行きのバスは長いうえに運転が少々粗めで酔うので、絶対にタクシーに乗った方がいいと思いました。

MRT(地下鉄)の松山新店線・北門駅の発車メロディーショパンノクターンを現代風にアレンジしたもので、とても綺麗でした。
台湾に行く機会があればぜひ聴いてみてください。

長くなりましたが、大変楽しい旅行でした。ブログにまとめる機会があってよかったです。
それでは!

 



Seel Vol.33 特集紹介③ 「渋谷の未来に誰がいる」

 こんにちは、Seel編集部です 

 コンテンツ紹介もラストとなってしまいましたね。手塩にかけて作りあげたVol.33がもうすぐ皆様のもとへ届くと思うと、ドキがムネムネです!

 

 

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 さて今回ご覧いただくコンテンツ3は、渋谷特集!渋谷パルコが歩んできた軌跡の紹介と、渋谷若者についての二部構成となっております。

 

 前半ページ「知ってた?パルコのこと」では、若者カルチャーの発信地パルコの3つの施設をそこで愛されたアーチストや作品と共紹介していきます。若者の街渋谷はパルコなしには語れず、若者カルチャーは渋谷なしには語れず。

 パルコ、そして渋谷発祥の文化は現在の若者カルチャーにも大きな影響を及ぼしているんす。現在閉業中のパルコですが、一年後新しく生まれ変わりどんな姿を見せてくれるのか、訪れるのがとても楽しみです〜!

 

 「未来の渋谷に誰がいる?」というタイトルの後半部です。変化し続ける渋谷若者の行く末、きたる次世代の若者と自分たちがどう向き合っていくかについてSeel部員で座談会を開きました。在大学生の方は読んでみると共感できる部分もたくさんあると思いますが、一回り上の世代の方だとそうはいかないかもしれません。

 でもそれでいいのです。若者とはそういうものなのですから。(どういう意味?と思った方は本誌を読んでみてください。) 是非とも、幅広い世代の方に手にとっていただきたいテーマとなっております。

 

今までご紹介してきた最新号、Vol.33「これからの若者の話をしよう」は11/1から絶賛配布中です

 

 

Seelは配送も承っております。遠方にお住いの方など、なかなかSeelを手に入れる機会がない方にもぜひ読んでいただきたいと考えております。

配送は以下のフォームより受け付けております。

http://seel-magazine.wixsite.com/seel-magazine/seel-sending

 

 

感想も随時受け付けておりますので、ぜひお聞かせください。読者の皆さんのお声が部員の励みになっております。

http://seel-magazine.wixsite.com/seel-magazine/seel-impressions

 

Twitterでは配布・設置状況など随時更新予定ですので、こちらもお見逃しなく。

Seel Vol.33 特集紹介② 若者を語ろう ~クマ財団インタビュー~

こんにちは、Seel編集部です!

日没が早くなり、空気も冷たくだんだんと冬が近づいて来ていることを感じますね。

この間やっと秋らしくなってきたと思ったのに随分と早いものです。

 

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さて、少しずつ全貌が明らかになっている今号のVol.33ですが、前回に引き続き本日はコンテンツ2インタビューページの紹介です。

 

今号のインタビューは、公益財団法人クマ財団の小川さんと桐田さんのお二人にお話を伺いました。

 

クマ財団は、株式会社コロプラの馬場功淳さんが設立した財団です。

25歳以下のクリエイターを対象に、世界で活躍できる人材の育成のため、返還不要の奨学金を給付し、独自のカリキュラムで学ぶ機会を設けて、若者のものづくりを支援しています。

 

インタビューでは、今号のテーマである「若者」を支える立場であるお二人に若者への思いや、若者と大人の境目はといった質問をはじめ、若いうちにやっておいた方がいいことなどもお聞きしました

 

 

やりたいことがあるけれどなかなか踏み出せないそんなあなたに読んでほしい記事になっています。ぜひお手に取ってみてください!

 

 

 

Seelは配送も承っております。遠方にお住まいの方など、なかなかSeelを手に入れる機会がない方にも是非読んでいただきたいと考えております。

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感想も随時受け付けておりますので、是非お聞かせ下さい。読者の皆さんのお声が部員の励みになっております。

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