秋のせつなさ
はじめまして。営業1年の津久井です。
最近すっかり秋めいてきましたね。
過ごしやすくて秋が一番好き、という方も多いのではないでしょうか。
わたしは帰る頃に空が真っ暗になっているのを見ると、なんとなく哀しくてせつない気持ちになったりします。
でも、それがきらいじゃない。むしろ好きです。
今回はそんな切ない季節におすすめの映画を紹介します。
その映画はこちら。
『ビューティー・インサイド』という韓国の映画です。
この映画はラブストーリーなのですが、他の映画の主人公とは少し変わったウジンという男の人が主人公です。
朝目が覚めると顔や性別、年齢までもが変わってしまうウジンはある日、家具屋で働くイスという女性に一目惚れします。「毎日姿が変わっても彼女を振り向かせたい。」というキャッチコピーさながら、ウジンはイスに近づき始め、そしてイスもウジンに惹かれていきます。
しかし彼らにつきまとうのは恐怖。
好きなひとに気づいてもらえない恐怖。
好きなひとを信じられない恐怖。
そして、一人になる恐怖。
そんな恐怖に押しつぶされながらも、人間にとって永遠のテーマである「恋愛」の本質を、彼らは力強く教えてくれます。
そして何と言っても映像がとても綺麗。
光の使い方が程よい温かみを生み出していて、ラブストーリーが苦手だなあという方でも、映像として楽しむこともできます。
「123人1役」で生み出される今までにないラブストーリーでせつなさに浸れること間違いなしです。上野樹里さんもウジン役の1人として出演されているので是非観てみて下さい。
では。
かわいいマンガに癒される秋
はじめまして。広報1年の関です。
最近は雨の日がとても多いですね!
みなさんお元気にしているでしょうか。
私は雨がとても嫌いなので最近気が滅入りがちです。
そんな日は家で本を読んだり、映画を見て癒されるのもいいですが
マンガに癒されてみるのもいかかでしょうか。
そこで今回はこちらの作品を紹介したいと思います!
ヒグチユウコさん作「ボリス絵日記」です。
このマンガは画家のヒグウチユウコさんがtwitterにあげていた4コマ漫画をまとめた一冊です。
普段のヒグチユウコさんの作品はひとつひとつの線が繊細な作品が多いのですが
こちらの漫画は鉛筆などでゆるく書かれていていつもとは違った絵がとても魅力的です。
出てくるキャラクターが、息子のぬいぐるみや飼っている猫などユーモアがあり、かわいいのはもちろんのこと
鳥と猫の友情についての話で涙し、猫のブラックユーモアに笑い、4コマ漫画とは思えないほどの読み応えがありました。
ぜひ秋の夜長のお供にいかがでしょうか。
最近は少し寒いので風邪を引かないように気をつけてくださいね!
それでは。
秋に読みたいおすすめ小説
はじめまして。
一年の鈴木です。
9月にもなり、涼しい日が続いていますね。
夏の暑さが終わり、快適に過ごしやすくなってきました。
そして、街中もだんだんと秋めいてきたように感じます。
さて、秋といえば、みなさまは何を思い浮かべるでしょうか。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋......
紅葉やお月見、ハロウィンなど、イベントが盛りだくさんです。
その中でも、私がお勧めしたいのが読書。
秋の夜長にぴったりな小説を紹介したいと思います。
まずは、この一冊。
辻村深月さん『ゼロ・ハチ・ゼロ・ナナ』
“30歳”という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なることはもうないと思っていた。あの“殺人事件”が起こるまでは…。(「BOOK」データベースより)
女性同士の友情や、母娘関係の描写が生々しく描かれています。様々な感情が散りばめられ、温かく切ない物語です。
続いてこちら。
貴志祐介さん『青の炎』
秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹の三人暮らし。その平和な生活を乱す闖入者がいた。警察も法律も及ばず話し合いも成立しない相手に秀一は自らの手で殺害することを決意する。(「BOOK」データベースより)
完全犯罪に挑む少年の哀切な心情が、精妙な筆致で描かれています。貴志作品の特徴の一つでもありますが、描写がとても詳細かつ丁寧なので、物語の世界に入り込みやすいと思います。
どちらの小説も一気読み間違いなしです。是非、手に取ってみてください。
それでは。
東京の都心で、珍獣と戯れる。
みなさん初めまして。
1年の杉本です。
成績も発表され、一喜一憂している頃ではないでしょうか。
また夏休みも佳境に突入し、課題に追われる日々に舞い戻ることに対して嫌気がさしている頃ではないでしょうか。
そんな憂鬱な気分を一蹴してくれるのが、今回のテーマでもある「フクロウカフェ」です。
みなさんは、フクロウに触った経験はありますか?
恐らくほとんどの人が無いと思います。かく言う自分も2ヶ月程前まで触ったことがありませんでした。
そもそもフクロウカフェとは何ぞや、という話ですよね。
文字通りフクロウと戯れながら飲み物が飲める、というコンセプトのお店です。
東京都内にもいくつかあるのですが、結構時間も金額もまちまちです。
なので、どこに行けばよいのか迷ってる、という方のために、今回はいくつかある店舗の中から一つだけお店を紹介したいと思います。
今回紹介するのは「あうるの森」という秋葉原にあるお店です。
(HP: http://2960.tokyo/)
ここは、入園料(!)が890円+税で、お客さんが多ければ時間制限があるのですが、少ないときは時間制限なしで過ごせるのです!
フクロウも大小様々な種類が生息しており、
このような小さい個体もいれば、
まるでハリーポッターの世界から出てきたかのような個体もいます。
また、持つときはケガをしないようにミトンをはめて持ちます。
彼らの爪は長く鋭いため、素手で持つと皮膚に食い込んで出血してしまうそうです。
実際店員さんも腕にいくつもの引っ掻き傷があり、飼育の大変さを伺い知れました。
彼らは夜行性のため店内は常に暗く、昼間に行っても止まり木で寝ているという心配はありません。
個人的には、夜に訪れる方が、内装と相まって森の中にいるような気分になるため、オススメです。
また、秋葉原という土地柄もあってか、外国人のお客さんも多く来店していました。
フクロウカフェ、行ってみたくなりましたか?
あなたの生活に、カフェという彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
では、失敬。
百円の映画
はじめまして。こんにちは。
営業1年の下舘です。
1年生トップバッターということで緊張していますが、よろしくお願いします。
とうとう8月も終わってしまいましたね。
8月が終わっても夏休みはまだ続くという大学生の特権を今初めて味わっています。よいものですね。
さて、今回は私が観た映画のお話をしようと思います。
こちら、『百円の恋』です。
主演の安藤サクラさんが日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を取ったことで有名なので、知っている方も多いと思います。
内容は、32歳になってもパッとせず、自堕落な生活を送っていた主人公・一子が近所のジムにいるボクサー・狩野に恋をし、ボクシングに出会ったことで自分を変えていく、というものです。
ずっと観たくてもなかなか観ることができず、この間やっと観ました。
良かったです。とても良かった。
やはり安藤サクラさんの演技がすごい。
はじめは自堕落な生活を送っているので体型もだらしなく、表情も暗くて世間を恨んでいるような目をしているのですが、後半ボクシングに打ち込むことで変わっていきます。体型も締まり、目が生き生きしてきます。
ぽっちゃり体型から見事にボクサーのような引き締まった身体に変わっていくのですが、なんとたった10日間で身体を変えたそうで、安藤サクラさんは本気で死ぬんじゃないかと思ったこともあったらしいです。すごい、すごすぎる。女優魂ですね。
ジムや公園、バイト先でもシャドウボクシングをしている一子は本当にカッコいい。一子が変わっていく過程として描かれていて、人間の本気を感じます。
ですが個人的な見どころは、一子と妹・二三子の姉妹喧嘩シーンです。
女同士の本気の喧嘩は迫力があり、一子が変わるきっかけともなる出来事なのでぜひ注目していただきたいなと思います。
主題歌であるクリープハイプの『百八円の恋』も映画と合っていて、耳から離れなくなります。
この曲のMVの冒頭には、歌詞に合わせて映画のラストシーンも少し出ているので映画を見た後にMV見ることをお勧めします。
映画『百円の恋』はレンタルビデオ店に行くと本当に百円で借りられるので、ぜひ観てみてください!
まだまだ暑いので、暑さに負けず過ごしていきましょう。
それでは、またの機会に。
8000匹に癒されます
こんにちは、
今回はデザイナーの吉野が担当です。
夏ですね、暑いですね。
外に出るたびに「焦げる」って言っている気がします。
あと、根がお家大好き人間なので極力出ないようにはしているのですが、毎年必ずと言っていいほど運動部並に日焼けしてしまうのが悩みです…。なので、今年はちょっといい日焼け止めを買って頑張っています。(いいとはいってもドラックストアで数百円のもので、たかがしれていますね)
こんな感じで夏を過ごしていますが、夏ならではのものはやっぱり楽しまないと損です!
そこで個人的に「夏もよい」と思ったものを紹介したいと思います。
それは、今日本橋で開催されている「アートアクアリウム」です。
先日行ってきたのですが、とても素敵でした!
なんと、約8000匹の金魚が見られるようで前年と比べかなりパワーアップしているとか…!また、あまり表では見られないような種類の金魚もいて、こんな子もいるのね…と驚き。もちろん、見慣れた可愛い子もいましたよ。
アートというだけあって、「金魚鉢にただ入れられている」ものはなく光や独特な形の容器を用いた様々な展示方法で金魚を楽しむことができます。
私は鞠を模したガラスに数匹の金魚が入ったものが好きで、思わず何枚も写真を撮ってしまいました。どのようなものかは行った時にでも確認していただければと思います。ぜひぜひ^^
全て撮影OKなのでカメラが趣味なのかな、という方も多く見られました。写真映えする展示ばかりなので、そういう方もとても楽しめると思います!
あと、使われている水がとにかく綺麗で驚きました。どの水槽にも濁りがなく、透明な水の中で金魚が泳いでいる姿は本当にすごいなと思いました。水へのこだわりが書かれたパネルもありましたので、読んでみることをオススメします。
日本橋では9月25日まで開催しているようなので、お時間ある方は金魚に癒されつつ鑑賞しに行ってみてはいかがでしょうか?
夏を感じながら涼しめますよ^^
ではでは、良い夏をお過ごし下さい。
映像化された芥川賞
みなさん、こんにちは。
代表になりました2年の山下です。
三年生の引退号であるVol.26「アイドルは好きですか?」が先月発刊しました。
一人でも多くのひとの手に渡り、楽しんでいただけていたら光栄です。
次号に向け、部員一同で頑張っていきたいと思いますので、楽しみにしていただけたらと思います。
当たり前ですが、夏なので暑い日が続いていますね。
インドア派の僕は冷房・麦茶・アイスの三点セットで2016夏を乗り切ろうと心に決め、テレビを見たり、本を読んだり、と自由気ままな夏休みを過ごしています。
でもこのままだと不健康になりそうなので、適度に運動もしようと思います。
さて、今回は僕が最近観たある作品についての話をしたいと思います。
その作品は、動画配信サイトのNetflixがドラマ化した第153回芥川賞受賞作品である『火花』なんですが、話題性がある作品だけにキャストが豪華なんです。
主人公の若手芸人・徳永役を林遣都、徳永が憧れる先輩芸人・神谷を波岡一喜。
他にも門脇麦や染谷将太などの豪華俳優陣に加え、 お笑い芸人の生き様が題材であるため、井下好井の好井まさお、とろサーモンの村田秀亮も出演しています。
ドラマのようにCMが挟まることもないため、又吉直樹さんの原作の一文一文が全10話のなかで濃密に描写されていて、2時間の映画だと伝わりきらない作品そのものが持つメッセージがしっかりと心に突き刺さる、そんな素晴らしい作品になっています。
特に僕の熱い涙を誘ったこのシーンは、全10話観ていくと涙なしでは見ることができないので、ぜひ観て欲しいです。
Netflixに登録しないと視聴できないので、『火花』気になっているけどまだ見ていないという方も多いと思います。
Netflixは現在1ヶ月無料キャンペーン中ですので、ぜひこの夏に冷房・麦茶・アイスの三点セットとともに全話ぶっ続けで観ることをオススメします。
それでは、全力で夏を楽しんでくださいね!
僕も、今年の夏は楽しみたいと思います。