花束を手に
こんにちは。営業2年の渡辺です。今号の制作も大詰めになってきました。
夏休みに、国立西洋美術館で開催されたアルチンボルド展に行ってきました。
アルチンボルドは、野菜や生き物、書物などを複雑に組み合わせた寄せ絵が特徴です。日本ではだまし絵として知られています。代表作「四季」の春、夏、秋、冬と「四大元素」の大気、火、大地、水が日本で初めて展示されました。「四季」と「四大元素」は対応していて、そのことがわかりやすく展示されていました。それぞれ見比べることができて楽しかったです。
なかでも、宮廷の法学者を描いた絵が印象的でした。
いそう!
また、アルチンボルド以後の画家の作品も展示されていて、後世に影響を残したことを感じられました。
アルチンボルドも植物を描いた作品がありますが、先日行った個展も植物をテーマにしていました。西武渋谷で開催されている、たなかあずささんの「植物化計画」です。
迫力があるいっぽうで繊細さもあり、不思議な気持ちになりました。
個展にかすみ草を持っていきました。
今まで花束を人に贈ったことがなかったのですが、なんだか大人になった気持ちになります。
これからの季節、ちょっとした贈り物にいいかもしれません。それでは。